【ヘタリア】悪友くんに拾われて【ギャグ甘☆】

７.　「ほあたッ☆魔法をかけられまして･･･」 ページ28

イギリス「テメェッ･･･待てコノヤロー！！！」


フランス「嫌だねっ！お前こそ追いかけてくるなよっ！！」


イギリスさんが家に遊びに来ているのですが･･･。


フランス「誰がお前の真っ黒スコーンなんて喰うかっ！」


イギリス「はぁっ？！見た目より味だろうがっ！！！」


こんな感じになっています。


はぁ･･･まったく。


いつになったら終わるのやら･･･。


スペイン「あ、A〜！」


「はい･･･？」


チラッとキッチンの隅に、スペインさんとプロイセンさんの姿が目に入る。


プロイセン「ちょっと手伝え」


命令形･･･。


さすが俺様。。。


スペイン「そんな奴等ほっとき？それよりトマトケーキ作るの手伝ってくれん？」


トっ、トマト･･･ケーキっ？！


未知なデザートですねぇ。


まぁ、手伝いましょうか･･･。


私はクルッと後ろを向いた。


丁度その時、「これでも喰らえっ！ほ･あ･たっ☆」っと聞こえた。


イギリスさんの声･･･。


どんな呪文なんだ、と思いながら、エプロンを手に取る。


イギリス「っ･･･ちょっ！A！！」


「はっ･･･？」


慌(あわただ)しい声。


イギリス「避けろっ！！！」


何かと思い、振り返る。


最初、目に見えたものは･･･


イギリスさんが星の付いたステッキを振りかざした後の姿。


それと･･･


「きゃっ･･･？！」


金色の光。


その光が私を包み込んだ。


の途端に、白い煙。


思わず目を閉じる。


「こほっ･･･！」


軽く咳払いしながら、さっきまで閉じていた目を開いた。

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