【文スト】探偵社の天才は元ポートマフィアでした (ページ7)

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お話　其の四　＆　文スト情報　其の弐ページ7

ガターンっ

「！今、そこで物音が」

それ風の音だからね～
貴「そーだねー(*^_^*)」

敦「きっと奴ですよ Aさん、太宰さん！」

ＮＯ，ＮＯ

さっきのは風だよ

虎があんな処からはこないからねー

太「風で何か落ちたんだろう」

今、こんなシリアスな感じで悪いんだけど

あんみつ食べたい

ああ、愛しのあんみつ。

敦「ひ、人食い虎だ。僕を喰いに来たんだ」

うん。その虎、君だからね

自分で自分の事殺してどうするんだよ

貴「座りなよ敦君。虎はあんな処からは来ない」

敦「ど、どうしで判るんです！」

いや、ねぇ、鏡を見なよ。そこに映っているのが虎だしね

パタンッ

太宰が本を閉じた。

これが合図

貴「そもそもの話変なんだよ敦君。
経営が傾いたからって養護施設が児童を追放する？
大昔の農村じゃないんだから」

太「いや、そもそも経営が傾いたんなら一人二人追放したところでどうにもならない
半分くらい減らして他所の施設に移すのが筋だ」

確かにー

これ終わったらあんみつ食べよっと

敦「太宰さん何を云って―――」

敦は上(空)を見た―――

―――今日の、空は、大きな満月が空に飾ってあった―――

瞳は金色に染まりだした。

貴「君が街に来たのは2週間前、虎が街に現れたのも2週間前」

ドクンッ

太「君が鶴見川べりに居たのが4日前同じ場所で虎が目撃されたのも4日前」

敦「ガッ．．．」ドクッ

貴「国っ木ーが云ってたでしょ？『武装探偵社』は異能の力を持つ輩の寄り合いってさ
巷間には知られてないけど

この世には異能の者が少なからずいる」

ドクンッ

太「その中で成功する者も居れば――」

ドクンッ

貴「力を制御できず身を滅ぼす者もいる」

ぎギギギ

太宰「大方、施設の人は虎の正体を知っていたが君には教えなかったのだろう」

貴＆太「「君だけが分かっていなかったのだよ/ンだよ」」

目の前には、さっきまでの青年とは、違い

白い虎が此方を見つめていた

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＊文スト情報*

今回は
【春の文スト祭り】についてじゃな

缶バッジ2種類セット(中島敦＆太宰治)

応募方法：七月四日まで

文スト 12巻＆文ストわんっ 2巻＆文ストアンソロジー～華～

の三枚の応募券が必要じゃぞ