似たもの同士8 ページ9
誰だ。気配は・・・わざと消していないのか。
芥川も、目の前のことに意識が行って・・・
ザッ・・・
人虎の右足が千切られる。
中島「ぎゃあああああああッ!」
容赦ねえな。
まあ、私も任務とあれば容赦しねえ。
さてと。
あの後ろの奴は敵意はないな。
多分・・・あんのド鬼畜包帯性悪野郎だな。
邪魔はしねえだろうが・・・
ぜってえニヤニヤしてやがる・・・
耶泉「おい樋口。芥川頼んだ」
樋口「え・・・?」
踵を返して、路地から出る。
と、矢張り彼奴が居た。
耶泉「よう。さっきぶりだな」
太宰「あれ。バレてた」
耶泉「あたりめエだろ。気配も隠さずによ」
だよねえ〜、とヘラヘラ笑う太宰。ムカつく。
耶泉「人虎か・・・」
太宰「せーいかーい♪」
うわ、殴りたい。
よし殴るか。
太宰「おっと・・・危ないなあ」
耶泉「チッ・・・」
太宰「全く、君は少女だけど、中也に似てるから殺されたくはないね」
耶泉「ハッ、手前が嫌がるなら殺したいものだな」
鼻で笑い、手を引っ込める。
そして、こめかみを押さえる。
耶泉「はあ・・・頭痛がするな。一日に二度手前に会うし・・・両方の部下どもは暴れるし」
後ろを見ると、人虎は暴走、芥川は目の前が見えていない。
耶泉「ったく・・・めんどくせえ部下だ」
私と太宰は同時に動き出す。
耶泉「異能力[人間失格]」
芥川の肩に触れる。
と、羅生門が消える。
太宰「はあーい、そこまで」
耶泉「芥川、手前も落ち着け」
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちーずかまぼこ - はらさん» ご指摘ありがとうございます。完全に忘れていました・・・ (2018年4月16日 17時) (レス) id: 087d05ee77 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年4月16日 7時) (レス) id: cafe052365 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たっぷりたらこ | 作成日時:2018年4月15日 23時