似たもの同士１９ ページ20
短刀をくるくると回しながら格技室に戻る。
なんであのとき壊しちまったンだよ私・・・
こうなるのは目に見えてたのにな・・・
耶泉「おい鏡花、戻った」
泉「あ・・・」
鏡花は、下に向いていた目線が私に向く。
耶泉「ほらよ。待たせて悪ィな」
短刀を投げて渡し、鏡花はそれをしっかりとキャッチすると、懐へしまう。
耶泉「あ、あとこれ」
ポケットから、飴玉を取り出し、鏡花の手に握らせる。
泉「飴・・・？なんで・・・？」
耶泉「あー・・・待たせた詫びだ。苺。嫌いか？」
泉「ううん・・・好き。ありがとう」
鏡花は、飴を受け取り、姐さんに渡す。
泉「あの、これ、持っててください・・・割れてほしくない」
尾崎「そうかえ。では、預かっておくの」
姐さんはにっこりと微笑み、飴玉を受け取る。
泉「・・・幹部の中原さんと耶泉さん・・・似てる」
尾崎「あの二人は、ポートマフィアきっての似たもの同士じゃからのう。そう思うのも仕方ない」
まあ、その会話は聞こえている・・・が、幹部相手にはキレられない。
とりあえず、聞かなかったことにするか。
耶泉「鏡花！準備出来たか？」
泉「はい、万端」
姐さんをちらりと見て、合図を促す。
そこから約二秒後。姐さんからの合図が鳴る。
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ちーずかまぼこ - はらさん» ご指摘ありがとうございます。完全に忘れていました・・・ (2018年4月16日 17時) (
レス) id: 087d05ee77 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年4月16日 7時) (レス) id: cafe052365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たっぷりたらこ | 作成日時：2018年4月15日 23時
