悪、。 ページ5
さてと、その子とあんま話さなくなったんだし、この話は終わりだろ?
こんな不気味な話聞いてられるか!俺は家に帰らせてもらう!
「いいえ、この話はまだ続きますよ。」
(´・ω・`)
「おじさんがそんな顔したって可愛くないですよ?」
まあ、最後まで付き合うって言ったからには、付き合うけどよ、、、。
「ありがとうございます。
それで、またしばらく経ったんですが、彼女と毎日は話さなくなっていました。」
「そんなある日。
散歩をしていると商店街の路地裏で彼女のような人が誰かと争っているのを見かけました。」
「近づいてみると、確かに彼女でした。
そして、争っているのは同じ年くらいの男の子でした。」
「彼女はバットを持っていて、これから彼の事を殺そうとしているのだとわかりました。
彼女はバットを彼に向かって思いっきり振りました。」
「しかし、そのバットは躱され、彼は彼女の腹を蹴って
私が覗いている方と逆の方向の道へ逃げて行きました。」
「彼女は、かなり強く蹴られたのか腹を抱えて蹲っていました。
しかし、彼女は「絶対に、殺ってやる」と憎悪がこもった目で呟きました。」
「私は、声をかけようとしましたが、彼女もすぐに立ち上がり、
彼を追っていってしまいました。」
うわー、ついに、争う→傷つける→殺人の三段階全部コンプリートしちまったよ。
「よく考えてみれば、そうですね。」
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作者名:悪役好き。 | 作成日時:2018年4月26日 22時