谷「50話ですって。早いですね。」 ページ6
モ「どうして…！ドアは確かに閉まったはずなのに！」
敦「君の見落は一つ。この戦いは最初から3対1だ！」
A「ドアが開いた瞬間に谷崎の『細雪』で扉の映像を偽装して貰った。」
モ「そんな…そのうえに、部屋へと吸い込む力に腕力だけで抵抗したの？そんな事出来るわけが」
敦「君は思い違いをしている。僕は強くも人気者でもない。寧ろ、生きる事はずっと呪いだった。だから、他人を妬み、怨む君の気動はよく判る。本当は君に、この作戦を失敗して欲しくない！居場所を失って欲しくない！でも…！僕は弱くて未熟だから、他に方法が思い付かない！」
モ「！？…これは……！」
敦「飾帯を君に結んでおいた。引き込まれる直前に。」ぐいっ
やるねえ！お見事！流石だ！
モ「はっ、放しなさい！」
敦「異能を解除して、皆を解放しろ。でないと君を奥の室に引きずり込む。」
モ「そんなっ！」
敦「鍵がなければ、扉は開かない。なら君が室に幽閉されれば、扉を開けられる人間は誰も居なくなる。Aちゃんでも開けられなかったのだから。」
A「遠回しに褒めてくれてるのかな？リンタロウ。」
森「そうだろうねえ。」
敦「そうなってから能力を解除しても、君は元の世界に戻れない。違うか？」
モ「それは…」
敦「異能は便利な支配道具じゃない。それは僕が善く判ってる。自分の創った空間に死ぬまで…否、死んだ後も囚われ続けたいか？」
モ「あたしは…失敗するわけには…！」
敦「今から手を離す。決断の時間は扉が閉まる一瞬しかないよ。」
モ「ダメッ待っ！」
……戻った。
A「終わった〜！」
森「よく頑張ったね…？」
A「いや、なんで“？”なの。」
森「だって、敦？とか言う子が活躍して勝ったみたいのものでしょう。」
A「私も頑張ったし！」
森「はいはい。あ。」
A「ん？あ。」
森&A「あああっ！！エリスちゃん！！！」
森「大丈夫だったかい！何処に行ってたのだい！！」
A「心配したんですよ！突然居なくなってしまったのですから！」
エ「急に消えたら、リンタロウが心配するかなって。」
森「そうだよ…心配したよう…泣くかと思ったよう…」
A「もう泣いてるよ。」
エ「でも、Aが心配するかもって思って来たら、居ないんだもの。Aが。」
森「私は！？」
エ「え？」
森「非道いよエリスちゃん！でも、可愛いから許す！」
A「知ってた。」
鏡「51話目……心配…した……。」→←敦「49話目です！異能…こんなにも使ったの初めてかも…」
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えびタケ - 銀桜さん» はわわ…もう一度コメントしてくれるなんて…！嬉し涙が｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡はい！双黒、楽しみにしててください！ (2019年8月24日 18時) (
レス) id: 7cb037ee91 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 芥川くん、断片的に記憶を取り戻してきてるんですね！敦はどうなんだろ…？かなり気が早いんですけど、双黒楽しみにしてます！ (2019年8月23日 19時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
えびタケ - 銀桜さん» 銀桜さん、有難うございます！精一杯頑張らせて頂きます！ (2019年8月12日 17時) (レス) id: 7cb037ee91 (このIDを非表示/違反報告)
銀桜(プロフ) - 読みました。続き気になります。更新頑張ってください！応援してます！ (2019年8月12日 16時) (レス) id: 1194b2a018 (このIDを非表示/違反報告)
えびタケ - コメント欄から失礼します！お気に入りが16人も！有難うございます！これからはより一層更新が遅くなるかもですがよろしくお願いします！ (2019年8月10日 18時) (レス) id: 7cb037ee91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびタケ | 作成日時：2019年8月1日 15時
