芥川家と中島家の隠し子であり、ポートマフィア体術最強の人の恋人です。２！！！

マ「64話目よ。あぁあ、面倒臭くて仕方ないわ。」 ページ20

A「それじゃあ、かじはこの船を落としてね。檸檬型爆弾はあのヘリが持ってこうとしてる荷物の中身全部だから。」


梶「ありがとうございます！」


A「それと、僕ちゃんは船から脱出してきた組合の連中をやっちゃって？あ。怪我、治しとこうか？」


芥「ご心配には及びません。このぐらいの傷なら大丈夫です。」


A「そう？それじゃあ、作戦開始。」


私は船に手紙を届けないと。ん〜…変装するか。


帽子を脱いで、その代わりに大きい帽子を深く被って、髪を下ろしてサングラス！


A「ま。大丈夫でしょ。……すいません。これ、この船に…と。」


乗客「この船？見せてもらっても？」


A「ええ。勿論。」


乗客「名前が…森鷗外？誰だそれ。まいいか。ん。それじゃしっかり受け取ったぞ。」


A「ありがとうございます。それでは。」


…今、この船に乗ってるのはナサニエル・ホーソーンとマーガレット・ミッチェルか。どっちも厄介な異能だ。大丈夫かな？ん？なんか喋ってる。


ホ「三十分で済ませなさい。」


船の出港の準備を早めたのか。まあ、無意味だけどね！


今のうちにあの人の中に檸檬型爆弾を詰め込んどいて、トラップでも仕掛けよう。


パァンッ！


お？ああ、ナサニエルの異能か。あとで治せばいいや。それよりも今はトラップ♪


ドォッ！


うるせ。


ドンっ！！！


…来るか。檸檬の雨。一応逃げとこ。


ドォッ！ドッドォッ！！！


A「派手にやってんの〜！」


芥「そうですね。ケホッ」


A「埃？大丈夫か？」


芥「大丈夫です。それよりも、来ましたよ。」


マ「貴方は確か上級秘書官の…マフィアにやられたと聞いたけど生きてたの！」


ホ「ミッチェル！」


ボッ！


組合といえどトラップにはかかるんだ。つまんないの。


マ「けほっけほっ…！！」


！ナサニエルの異能か。流石だね。


ホ「我が緋文字は贖罪の誓いにして聖霊のいと高き言葉。そは邪悪の一切を阻む可。」


A「何言ってんの。全然意味わかんない。ナサニエルさん？」


ホ「！貴女は…ポートマフィアの首領秘書さんですね？水嫌さん。」


A「そ。大正解。そんな皆にはご褒美でもあげようかな！僕ちゃん！」


芥「承知。『羅生門』！」ザッ！！


今ので乗客は全員死んだな。


ホ「…！？」


芥「潮風が胸に毒だ。手早く済ませよう。」


あ。潮風が原因なのね。


ホ「マフィアの…刺客ですか。一体どこから…」

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