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召使ノ終わり ページ8

Aside

むかしむかしあるところに,悪逆非道の王国の頂点に君臨していた


とても可愛い僕の姉弟


たとえ世界の全てが君の敵になっても,僕が君を守るって言ったでしょ?(ついにその時はやってきて終わりを告げる鐘が鳴る民衆などには目もくれず)

処刑台に立つと今にも泣きそうなリリアンヌを見つけた。だから僕は目で伝えた。

するとリリアンヌは叫びそうになっていた。

だから君は何処かで笑っていてね(君は私の口癖を言う)

僕は笑顔で

A「あら、おやつの時間だわ」

といった。

その瞬間民衆からのブーイングが酷くなり処刑された。


君は王女,僕は召使で,哀れな双子。

彼女を守る為なら,僕は悪にだってなるから。


あの時,僕が目で伝えたのは、

『もしも,生まれ変われるのならば,その時はまた遊んでね』

召使ノ終わり あんずside→←召使が3人



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作者名:神崎 樹 | 作成日時:2019年5月29日 20時

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