お菓子が47個 ページ47
ー『ハロウィーンウィーク』7日目ー
ーオンボロ寮ー
クロウリー「こ、これは.....！？」
子どもA「お兄ちゃん！もう1回やって〜！」
リリア「うむ。よいぞ。目を瞑っておれ......。ほいっ」
リリアさんは逆さになった
そして...
リリア「がおー！わしは怖〜い龍じゃ！お主のような
子どもA「面白いけど、全然怖くなーい！」
リリア「そーかそーか！では、もっとハイレベルなやつを......」
パタパタと足音が聞こえた
シルバー「親父殿！！」
セベク「リリア様の本気は、子どもには刺激が強すぎますので......！」
と止めに入るシルバーさんとセベクさん
リリア「そうかの？」
セベク「小さな人間たち！十分にハロウィーンを楽しめているな？」
子どもA「うん。とっても楽しい！こんなに面白いハロウィーン初めて！」
リリア「くふふ。そうか........ならばわしも嬉しいぞ！ハッピーハロウィーン！がおー！」
マレウス「.......僕と写真を撮りたい？」
男性A「はい！とても素敵な仮装なのでぜひ1枚記念にお願いします！」
マレウス「これはこれは......この僕と写真を撮りたがる命知らずな人間がいるとは」
男性A「え？」
マレウス「龍の懐に自ら飛び込むとは面白い......吐き出す炎で丸焦げにされても構わないというのなら、今一歩踏み出すがいい！」
男性A「ひ、ひい..........！」
マレウス「.........何故固まる？今のは笑うところだ。リリアや寮の者達と相談した通り、龍の真似をしたんだが.......まだ迫力が足りなかったか？」
男性A「えっ。じょ、冗談！？びっくりしたあ.....本当に丸焦げにされるのかと思った！」
マレウス「まさか。僕がそのように不躾な男に見えるのか？礼儀正しい人間には雷を落としたりしないさ。さあ、共に写真を撮ろう」
男性A「はい！ありがとうございます！」
マレウス「ハッピーハロウィーン」
ゴーストA「はーい！写真を撮るならこっちだよぉ〜」
ゴーストB「一列に並んでおくれぇ」
女性A「ゴーストと一緒に写真が撮れるなんて！」
女性B「自分の番になるのが楽しみだね！どんなポーズで写真を撮ろうかな」
グリム「オイッ。オレ様がとびっきりかっこいいポーズを教えてやるんだゾ！偉大なる大魔法士である、オレ様と同じようにしろ！ふなーっ！」
グリムはかっこいいポーズをしたが...
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作者名：潮音 | 作成日時：2020年10月14日 23時
