二話 ページ3
*
「うーん、困ったなぁ」
彼女と出会ったのは薄暗い路地裏だった
当然のことながら私たち以外いない、足音すら聞こえない
完璧な迷子の子だ、しかも記憶喪失気味の
「自分の名前以外で覚えてる事はあるかい?」
Aが首を傾ける、例えるなら「ん?」だ
簡単な言葉じゃないとわからないのかな?
「どんな思い出がある?」
「おもいで?んーー…わたしのおなまえ」
「どこか痛いところある?」
「あたまのうしろ…ずきずきする…」
「見せてもらってもいいかい?」
コクコクと頷くのを確認して後頭部を確認する
そこからは血がにじみ出ていた
「なんか…クラクラ…す…る…」
「なっ…大丈夫かい!?」
自分の方に倒れてきた小さな体を急いで抱きとめる
そのまま抱き上げて探偵社へ急いだ
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まっちゃ - すごく面白いです。更新待っています (2021年5月16日 18時) (レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります!更新頑張って下さい!(p`・ω・´q) (2019年7月15日 1時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
悪(プロフ) - 美紀さん» 更新ペースを上げられるように頑張ります (2018年3月1日 17時) (レス) id: 2a0f9d1f23 (このIDを非表示/違反報告)
悪(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます。漫画を無くしておりました←頑張ります (2018年3月1日 17時) (レス) id: 2a0f9d1f23 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 文スト大好きですこの小説最高です (2018年2月27日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悪 | 作成日時:2016年7月25日 21時