無冠の五将 隠れた逸材 ２【黒バス 男主】

８０話 ページ38

WC予選当日



受付を済ませトーナメント表を受け取った花宮は、直ぐに朔夜に渡し、「分析しろ」と伝えた


呆れた表情でトーナメント表を花宮から受け取ると、霧崎第一の名前を探した


それから他校の分析をして、朔夜は花宮を呼んだ


花宮は1軍全員を集めた


花宮「今日から本番だ。気ィ抜くんじゃねーぞ」


朔夜「自分から1つ。トーナメント表を見る限りオレの予想通りなので、以前から言っていた通り、決勝リーグに進出するまでdiez+山崎さんだけで戦います」


diez一同と山崎は頷いた


原「他は控えにいなくてもいいの？」


朔夜「念の為に原さんと瀬戸さんは控え選手として登録しているので、ベンチにいてください。悪童は監督なので、常にベンチいてください。状況によってはメンバーチェンジしてください。その判断は悪童に任せます」


花宮「あぁ」


古橋「オレは何をすればいい？」


朔夜「古橋さんは、霧崎第一が出る試合全部カメラで撮ってください。帰ってから弱点の分析しますので」


古橋「分かった。朔夜はどうするんだ？」


朔夜「オレは誠凛の試合を全部撮ります」


そうしてその場は解散になった


――――――――


朔夜が誠凛対丞成の試合を撮りながらデータ収集をしていると、隣に３人の人が来た


朔夜「サトリとキセキの世代の青峰大輝、マネージャーの桃井さつきさん。ボクに何の用ですか？」


隣を一切見ずに朔夜は尋ねた


今吉「なんや、来たこと気付いとったんやな、朔夜。用が無いと来ちゃアカンのか？」


朔夜「えぇ。特にサトリは邪魔しに来たでしょ。で、何の用？」


桃井「用っていうものではないですけど、赤司くんが気になっていた朝日奈さんを見に来ました」


青峰「コイツが朝日奈か？細ぇしチビだし、強いのか？」


桃井「侮っちゃダメだよ青峰くん」


朔夜「君らの元主将はそんなにボクが気になってるの？その話を聞くの2回目なんだけど」


今吉「おそらく朔夜のせいやで。自分、色んな学校の推薦蹴ったやろ？」


朔夜「えぇ。興味無かったし、ボクの要望叶えてくれないんで」


桃井「色々な学校って一体どこから？」


朔夜「秀徳、泉真館、桐皇、海常、あと洛山等々。全部蹴りました」


バスケ強豪校の名前に桃井と青峰は驚いた


桃井「桐皇からも来ていたんですね」


朔夜「えぇ。サトリが居るので蹴りました」

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