【黒バス】青春MEMORIES【中学編３】

＊ Memory８８ ＊ ページ20

貴方side







待ち合わせ場所についた。


昔、よくテツヤとシゲヒロと3人で遊んだ公園。






貴「・・懐かしいなぁ」


黒「そうですね」


貴「テツヤ・・いたんだ」





影が薄いと、気づかないことが多いから大変だな。






黒「・・久しぶり、です」


貴「うん・・急に学校来なくなったからびっくりしたよ・・話って、何？」






少し緊張していた。

・・テツヤの顔が真剣だったから。






黒「荻原君の中学校へ行ってきました。彼は・・転校してしまったそうです」


貴「っ・・・そ、っか」


黒「家庭の事情で引っ越さなければならなかったそうです」






きっと、私たちのせいでもあるんだ。

あんな事しなければ・・・っ。



けど＿＿＿





貴「バスケは、続けてくれるかな・・」






シゲヒロには、バスケはやめないでほしい。


だって・・バスケの楽しさを教えてくれたのは、シゲヒロとテツヤだから。






黒「・・バスケは＿＿＿もう2度とやらないそうです。すみません・・」





・・あぁ。





貴「そっか・・ははっ。そうだよね・・仕方ないよ、ね」






胸が痛い。

うまく言葉がでなかった。





私、今どんな顔してるんだろ・・・？

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