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「うわー…。近くで見ると超不気味ね!」

「本当に人が出入りしてる雰囲気、無いっすねぇ。」

「さっき通った道以外、本当に来られないからね。危なくて近寄らないよ。」

清継が旧校舎のドアを開けて皆も中に入った。

懐中電灯で照らしながら歩きだした。

「とにかく事細かく調査だ。此処に妖怪が居るなら、あの人に通じる何かがきっとある筈さ!!」

Aとカナはリクオの側に固まった。

まず最初に美術室に入った。

「じゃあ、とりあえずこの部屋をチェックしようか。」

皆がバラバラに探し始めた。

「ちょっと!リクオ君、勝手にどっか行かないで!」

カナがリクオの方に行った。

『(此処にいる。妖怪が一人……怖いよ。)』

Aは震えてドアの側から動かなかった。

Aの様子を外から二つの影が見ていた。

「Aの奴、震えておるのう。今のAは昔と違って可愛らしい所もあるんじゃなぁ。」

「おい!馬鹿親父!何してんだよ。おふくろが怖がってるの見て楽しんでんじゃねぇ。」

「何じゃ?鯉伴。来たのか。」

「親父一人にしてるとおふくろに何しでかすか分からねぇからな。」

「ワシはお前の父親で彼奴はお前の母親だぞ。何を心配する必要がある。」

「おふくろは記憶がねぇの。親父だって分かってんだろ。」

「だからこうして見守っておるんじゃろう。」

「それ、今で言う、ストーカーだからな。」

「フン!」

その間、A達は美術室には居ないと判断した清継達と一緒に移動して次は給湯室にやって来た。

「む。此処は給湯室か。」

「うわーー、危なそう。水回りだし、開けてみます?」

「駄目ぇーーーー!!」

リクオがいきなりA達の側を離れて清継達を止めた。

「な、何すんだよ。奴良〜。驚かせやがって。」

「ご、ごめん。いやーなんか喉乾いちゃって。」

清継達はリクオの反応に変な奴と思って次に行こうとした。

「ああ!!待って!!僕が先頭に行くよ!!」

リクオは先頭に行き何か慌ててる様子で先頭を歩きだした。

リクオの頑張りのお陰で皆が妖怪を見る事はまだなかった。

「此処でラストかな?お、食堂だって。」

『待って!!これ以上は危険だから帰ろうよ。ね。』

「大丈夫ですよ。夜桜君。君の事は僕達が守ってあげるから。」

『そうじゃ無くて。』

「それじゃあ、開けますよ。」

島が食堂ドアを開けた。

「へぇっ、いい雰囲気、すっごいでそうですよ、清継君。」

島と清継が中に行くと隅に妖怪が居た。

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設定タグ:ぬらりひょんの孫 , 総大将 , ぬらりひょん   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:彩夏 | 作成日時:2023年8月27日 23時

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