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馬車から降りる際にタオルを渡された。
身体をタオルで隠して、馬車から降りると、フロイドもジェイドもアズールも倒れた。
Aは驚いて、馬車から降りるのに戸惑った。
「さぁ、貴女も降りて下さい。」
『分かりました。』
Aは降りて見たら座り込んだ。
『立てない…』
地面に手を付いて立とうとしたが足が上手く動かない。
『どうしよう、立てない。』
三人の立ち方を見て、Aも頑張って立った。
立てたが、足を前に出せない。
「スレンダーちゃん、立てた?」
『立てたけど、動けないです。』
「俺慣れて来たから、手貸してあげる。」
フロイドがAの手を掴んだ。
そして二人で歩き出したら、二人でこけた。
其れに巻き込まれる様にジェイドとアズールもこけた。
「フロイド!」
「Aさん、大丈夫ですか?」
『ごめんね、アズール君。』
立ち上げるのは出来る様になり、直ぐに立った。
「此れじゃあ、入学まで時間ありませんよ。」
Aは足の出し方を学園長を見て、足をゆっくり出した。
一歩、歩く事が出来た。
『歩き方が分かった。』
それからAはゆっくりではあるが歩き始めた。
フロイド達もゆっくりではあったが歩き出した。
「歩ける様になりましたね。それじゃあ、NRCに行きますよ。」
四人は馬車にまた乗り込んでNRCに向かった。
気が付くと眠っていた。
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作者名:彩夏 | 作成日時:2023年1月16日 2時