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Aはリドルの動きを5分間止めた。
『リドル！目を覚まして！！』
すると、後輩のエース達がリドルに攻撃した。
『何してるの？早く逃げなさい！！』
「このままじゃあヤバいんだろ。だったらやるしかないだろ。」
「お前達！」
トレイは驚いていた。
エース達がリドルに攻撃した。
「このままじゃあ不味いんでしょ。」
『有り難う。』
Aがリドルの時間を止めていたが10分を超えそうになっていた。
「A！これ以上魔法を使うな。後は俺達がやるから。」
『でも……リドルを止めれるのは……』
トレイにユニーク魔法を使うのをやめろと言われたが、悩んだ。
「それにもう大丈夫だ。」
リドルの後ろに居たバケモノが消えた。
二人はリドルに近付いてリドルを呼び続けた。
「リドル！！」
『リドル！！』
リドルが動き出した。
『リドル、大丈夫？』
「A？トレイ？」
「大丈夫か？」
『何か覚えてる？』
リドルがAとトレイを見てさっきの事を思い出した。
「A！ごめんね。僕……」
『謝るのは私にじゃ無いよ。ほら。』
Aはリドルを寮生達の方に向けた。
「ごめんなさい。」
リドルは泣きながら謝った。
だが、エースという後輩が許さなかった。
『！？』
「だから、お詫びの『なんでもない日』のパーティーをしてその時にケーキを寮長が一人で作る。そのケーキでもう一度パーティーを開いたら俺は許す。」
「自分は手伝って貰ったくせに。」
「俺達の作ったマカロンタルトは寮長、ちゃんと食べてくれてるんだぞ。」
「外野は黙ってろ。」
エースはリドルに一人で『なんでもない日』のパーティーのケーキを作る事で許すと話した。
『リドル、手伝わないけど側には居るわ。』
「A……レシピを見れば作れるかな。」
『作れるよ。分からない所があったら聞いて。でも、まずは保健室に行こう。』
リドルを支えてAは保健室に向かった。
一日だけ保健室で過ごして『なんでもない日』のパーティーの前日にリドルがタルトを作った。
Aはリドルの側に居たが、約束通り手伝わなかったがヒントは与えた。
「A、オイスターソースを入れるのはこのタイミングで良いのかい？」
『オイスターソース？どうして入れるの？』
「トレイが隠し味にって言ってたんだ。」
『間違ってるから入れちゃ駄目だよ。』
「トレイは僕を揶揄っていたんだね。」
リドルはオイスターソースを大量に入れた。
『えっ！何で入れたの？』
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作者名：彩夏 | 作成日時：2023年1月16日 0時
