【呪術廻戦】【名探偵コナン】２ (ページ42)

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それから二日間吉野はAの任務についていたが、五条と夏油が学校に呼び戻した。

それからはまた雪音と二人で任務に向かった。

それから二週間何事もなく仕事をこなしていたが、新聞にデカデカと書かれている記事を見てAは目を点にした。

そこには［明日の夜、仲西家に有るダイヤモンドとエメラルドで作られたティアラを頂きに参上いたします。怪盗キッド］と書かれていた。

Aは直ぐに実家に電話をした。

実家に置いてあるティアラである。

『何やってんだか。それにあれは私の大事な物だ！』

電話をかけても誰も出ない為、夜蛾に掛けた。

『もしもし、仲西です。夜蛾先生、新聞をご覧になりましたか？』

〈Aか。新聞は読んだ。〉

『心配になり、実家に連絡をしたのですが誰も出なくて、先生に電話した次第です。』

〈実は、今君の両親が学校に来ている。〉

『えっ、すぐ行きます。』

Aは急いで高専に向かった。

着くと夜蛾が客間にいると教えてくれた。

「A、ごめんね、来ちゃった。」

『母さん。それは良いよ。それより、あの新聞の事なんだけど。』

「Aも見たか。実はその事で相談。実はね、新聞を見てティアラを買い取りたいって方がいてね。」

『絶対に駄目！あれはお婆様が私の為に特注で作ってくれた物なの！絶対に駄目！』

「分かってる。私達だってお断りしたのよ。でも、相手が諦めてなくてずっと電話掛けてくるもんだから、此処に避難したのよ。」

『何処の誰？』

「それは、鈴木次郎吉って言う鈴木財閥の相談役をしている人らしいわ。」

『分かった。この事は私が話を付けてくる。ティアラは私の空間に隠して置くから。それじゃあ行ってくる。』

Aは親が持ってきていたティアラを空間に隠し、米花町に向かった。