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ヘリは車軸を狙うのをやめない。
『面白いな。おっと、電話が来てたな。』
〈A、今何処?この留守番聞いたら東都水族館に来てね。〉
『既にいるのだが。』
まぁいっか。とAは折り返しをしなかった。
車軸が耐えきれなくなって観覧車が壊れた。
『ヤバい!やるか。』
観覧車に乗り移り、減速させようとするが傾斜で逆に加速した。
『このままじゃあ、水族館に突っ込んでしまう。うん?あれは……』
クレーン車が観覧車に突っ込んできた。
『(アレはキュラソーか!はぁ、ホント厄介だな。)【空間操術・空間移動】』
キュラソーが乗っていたクレーン車を利用して観覧車を止め、キュラソーの位置をAの前に移動させた。
『凄い無茶するね。でも、誰も怪我をせず観覧車を止められた。ありがとう、お姉さん。お礼にお姉さんの願いを一つ叶えてあげる。』
「そんな事……」
公安がクレーン車を確認しているのが見えた。
『私と来る?』
「えっ、迷惑になるわ。でも、出来るなら、もう一度子供達と観覧車に乗りたいわ。」
『良いよ、叶えてあげる。』
Aはキュラソーを連れてその場を離れながら呪霊を祓ってから高専に戻った。
その後、安室や赤井が戻って来ていたみたいだが、二人は何処にも居なかった。
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花梨 - とても面白いですね! 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか? (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩夏 | 作成日時:2022年5月2日 1時