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翌日、子供達から電話があった。
どうやら、警察の知り合いに頼んで、彼女に会うらしい。
博士に言えばコナン達に止められるのが分かっているから、Aに連絡をしたみたいだ。
『分かったわ。刑事さんの言う事を聞いて迷惑をかけないようにね。私も後から行くから。』
Aはそう言って電話を切り、服を着替え家を出た。
昼頃に警察病院に着いて中に入った。
中に入ると、待合室で子供達と彼女がオセロをしていた。
『仲良くやっているみたいね。』
「Aお姉さん!来てくれたんだ。ありがとう。」
『歩美ちゃん、心配だから。すみません、あの時名乗っていませんでしたね。仲西Aです。よろしくお願いしますね。』
「よろしくお願いします。子供達は良い子ですよ。一緒にいるのが楽しいです。」
Aは微笑んで子供達を見た。
『貴方の事は何とお呼びしたらいいですか?』
「えーっと「来てたんだな。」
『松田さん。話してる時に割って来ないで下さい。』
「公安が来る。」
Aに小声で言った。
『あぁ、そう言う事ですか。元太君、歩美ちゃん、光彦君、帰る準備始めよっか。』
Aが子供達に声を掛けた。
「失礼します。公安の風見です。ここの責任者は目暮警部とお聞きしましたが。」
『お姉さんとの面会は終わりみたいね。』
離れた所で欠伸をしている松田にAは近づいた。
『準備は万全?』
「勿論だ。萩も俺の車で待ってる。」
『了解。皆はどうする?これから私は行かないと行けない所があるの。』
「僕達、観覧車乗りたいので、園子さんに頼んで乗れるようにしてもらいます。」
『怪我にだけは気を付けてね。』
Aは子供達と病院で分かれた。
『水族館に向かって。』
Aは松田と萩原の乗った車に乗り込んだ。
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花梨 - とても面白いですね! 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか? (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩夏 | 作成日時:2022年5月2日 1時