百四十九話:猗窩座 ページ24
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炭治郎達が鬼の姿を認識する
瞳には上弦参の文字が___
その鬼が此方に向かってくる
そして炭治郎に攻撃をしかけた
それにAと杏寿郎が反応する
鬼の腕を杏寿郎が切り
Aは炭治郎を抱えて距離を取る
炭治郎を守るように刀を構える
鬼は一度後退する
切られた腕がすぐに再生する
「いい刀だ」と言い、心底楽しそうに笑う
再生速度が速い__
この圧迫感と凄まじい鬼気
これが上弦
煉「何故手負いの者から狙うのか
理解出来ない」
「話の邪魔になるかと思った
俺とお前らの」
『...』
煉「君と俺達が何の話をする?
初対面だが俺はすでに君の事が嫌いだ」
「そうか俺も弱い人間が大嫌いだ
弱者を見ると虫酸が走る」
煉「俺と君とでは物事の価値基準が
違うようだ」
「そうか__
しかしそこの女は違うようだぞ」
『...』
煉「何?」
Aはその言葉に反応するように
表情が消える
瞳に光がなくなる
「柊Aだろう?
お前の事はあの方からよく話を聞かされた
会ったら瀕死にしてでもいいから連れてこいと
言われた
だが俺はお前と戦わない」
『何故?』
「それを答えて何の意味がある?」
『...』
「話を続けよう
俺はお前の過去を知っている
お前が葬った下弦の壱__
そいつが見たお前の記憶を、死ぬ間際で
あの方が読み取った
それを俺に見せた」
『見せた...?』
「そうだ、実際に見たわけではないが
頭に記憶が送られてきた」
『...』
鬼は続けて言う
「お前は自分が生き残る為に弱者を殺していった
__素晴らしい!
お前の生き方は間違っていない
弱者は潰すもの、強者は上にいくもの
それが正しい
だから、お前らも鬼になるといい」
煉「ならない」
「見れば解るお前らの強さ、柱だな?
その闘気、練り上げられている
煉「俺は炎柱 煉獄杏寿郎だ」
『...』
Aは一言も喋らない
猗「俺は猗窩座
杏寿郎、A何故お前らが至高の領域に
踏み入れないのか教えてやろう
人間だからだ、老いるからだ、死ぬからだ
鬼になろう杏寿郎、A
そうすれば百年でも二百年でも鍛錬し続けられる
強くなれる」
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露亞(プロフ) - ありがとうこざいます! (2020年1月9日 19時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» 無ければ私の好きに考えて書きます! (2020年1月9日 19時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» 番外編という形でなら出せますよ!次の続編に入ってからになると思うので気長にお待ち下さい!何かこういう風に書いて欲しいとリクエストがあれば書いて頂ければ考慮して作ります! (2020年1月9日 19時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 終わりのセラフのキャラクターを少しでいいので出してもらいたいな…なんて(( (2020年1月9日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - たぴ岡さん» 何回も読んで頂けるなんて嬉しいです!頑張りますね! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月29日 19時