百三十六話:家族と家族3 ページ3
NOside
炭「俺は...俺と禰豆子は鬼殺隊の役に立ちます
それを証明する為にも十二鬼月を倒し
そして、鬼舞辻無惨を倒すと誓いました！！
白樫さんと洛東さんが俺を認めないのも
わかります！けど、信じてください！
俺はAさんの家族として＿＿」
炭治郎の言葉を秋人が遮る
その顔からは微笑みが消え
閉じていた目を開いた
秋「鬼殺隊の役に立とうが十二鬼月を倒そうが
関係ない
俺はお前を家族とは思わない
どうだ？自分の知らない所で家族が
死ぬかもしれない事をしていたら
納得出来ないだろう
妹だかなんだか知らないが所詮鬼は鬼
鬼に器を明け渡したらそれで終わりなんだよ」
そう言う秋人を冷めた目で見る楓
そこで秋人が先程のように微笑んで言う
秋「私から手を出す事は出来ませんが＿＿
貴方の方から鬼を明け渡してくれるなら
話は別です
そうしたら楽になれますよ？
十二鬼月を倒すことも鬼舞辻を倒すことも
しなくていい
鬼になった妹の事を背負って生きなくていい
まぁ私はAさんが死ぬ要因を
取り除ければ十分で＿＿」
ザクッと何かが刺さる音がした
そこで秋人の言葉が止まった
善「え、えぇっ！？何して＿＿っ」
善逸が驚くのも無理はない
秋人の隣に居た楓が刀を抜き
真顔で秋人の足に刀を突き刺したからだ
秋「痛ッたあぁぁぁぁぁぁっ！
何するんだ楓！！」
楓「わざと相手を煽ったり苛めるのは
お前の悪い癖だ
師範に何度も注意されただろう
師範の代わりに私が仲裁した」
秋人が足を押さえてその場に蹲る
楓が言う
楓「炭治郎＿＿
秋人は意地悪な事を言ったけど
それは他の隊士も同じ事を思う筈
公認されてるとは言え
鬼を連れているなんて納得が出来ない
それは私も同じ
けど、大切な妹を守りたい
鬼舞辻を倒すと強く決意した
あんたの想いは間違ったものかな？」
炭「...」
楓「約束する
炭治郎が誓った事を守るなら
私達は今後一切口を出さないし
炭治郎を認める
Aさんの家族だと認める」
炭「えっ...」
秋人にあれだけ言われたので
少し拍子抜けした声を出してしまった
秋「楓、何を勝手に＿＿」
楓「師範が信じたなら
信じてみる価値はあると思う」
秋「...」
楓「師範とも、ちゃんと話そう？
秋人は少し落ち着いた方がいいよ
邪魔して悪かったね
ゆっくり休みなよ」
楓はそう言うと秋人の首根っこを掴んで
引っ張って部屋を出ていってしまった
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露亞(プロフ) - ありがとうこざいます！ (2020年1月9日 19時) (
レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» 無ければ私の好きに考えて書きます！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 露亞さん» 番外編という形でなら出せますよ！次の続編に入ってからになると思うので気長にお待ち下さい！何かこういう風に書いて欲しいとリクエストがあれば書いて頂ければ考慮して作ります！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 終わりのセラフのキャラクターを少しでいいので出してもらいたいな…なんて(( (2020年1月9日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - たぴ岡さん» 何回も読んで頂けるなんて嬉しいです！頑張りますね！ (2020年1月4日 22時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2019年12月29日 19時
