【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す 参

百二十五話:裁判10 ページ39

NOside




炭(何だろうこの感じ、ふわふわする...)

館「十二鬼月倒しておいで
そうしたら皆に認められる
炭治郎の言葉の重みが変わってくる」


炭「(声？この人の声で頭がふわふわするのか？
不思議な高揚感だ)

俺は...俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します！
俺と禰豆子が必ず！！
悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう！！」


館「今の炭治郎には出来ないから
まず十二鬼月を一人倒そうね」

炭「はい...」



やってしまったと言わんばかりに顔を赤くする
炭治郎

そしてそれを見て柱の何人かは笑いを堪えていた


甘(だめよ笑ったら、だめだめだめ！)



館「鬼殺隊の柱達は当然抜きん出た才能がある
血を吐くような鍛練で自らを叩き上げて
死線をくぐり十二鬼月を倒している
だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ
炭治郎も口の利き方には気を付けるように」

炭「は...はい」


館「それから実弥、小芭内
あまり下の子に意地悪をしないこと」

伊「...御意」
実「御意」



館「それとA、家族が大事なのはわかるけど
あまり無茶をしないこと」

『御意...』



館「炭治郎の話はこれで終わり下がっていいよ
そろそろ柱合会議を始めようか」


し「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり
致しましょう」

炭「えっ？」

し「連れていってください！」



しのぶが合図をするように手を叩く

すると隠の人が出てくる


隠「前失礼しまァす！！」

礼儀よく挨拶しお辞儀してから
炭治郎と禰豆子を連れていく





館「では柱合会議を...」

炭「ちょっと待って下さい！！」


炭治郎が叫びながら戻ってきた



炭「その傷だらけの人に頭突きさせて貰いたい
です！絶対に！禰豆子を刺した分だけ
絶対に！！」

隠「黙れ！黙っとけ！！」

炭「頭突きなら隊律違反にはならない筈...」




すると、炭治郎に向けて石が投げられた
それが炭治郎にぶつかる


時「お館様のお話を遮ったら駄目だよ」

隠「もっ申し訳ございませんお館様、時透様」

甘(無一郎君...やっぱり男の子ね
カッコイイわ！)

時「早く下がって」


隠「はいィィ！！」




隠の人が慌てて炭治郎を連れていく

お館様が言う


館「炭治郎、珠世さんによろしく」

炭「！？」







そうして炭治郎の姿は見えなくなった


館「さて、柱合会議を始めようか」









.









作者から


そろそろオチアンケート取ろうかな

というか今週の鬼滅本誌がやばかった


ほんとワニ先生が一番の鬼...

作者から アンケート→←百二十四話:裁判9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す