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百五話:協力者4 ページ13

Aside





炭治郎がそう言うと、涙を流した珠世さん

すかさず炭治郎が謝る


炭「すみません!!禰豆子!
はなっ離れるんだ!失礼だから!!」



炭治郎が慌てる

すると、珠世さんは禰豆子を抱き締めた


珠「ありがとう禰豆子さん
ありがとう...」







その様子を三人は静かに見ていた

そして、珠世さんが言う


珠「私達はこの土地を去ります
鬼舞辻に近付き過ぎました
早く身を隠さなければ危険な状態です
それに、うまく隠しているつもりでも
医者として人と関わりを持てば
鬼だと気づかれる時がある
特に子供や年配の方は鋭いのです

炭治郎さん」


炭「はい」

珠「禰豆子さんは私達がお預かりしましょうか」

炭「え」
『え?』



珠「絶対に安全とは言いきれませんが
戦いの場に連れていくよりは
危険が少ないかと」


その言葉に炭治郎の顔に迷いの表情が浮かぶ

すると、禰豆子が炭治郎の手を握った



炭治郎が禰豆子を見る

そして手を握り返して言う



炭「...ありがとうございます
でも、俺達は一緒に行きます
離れ離れにはなりません、もう二度と」

その言葉には、強い決意の気持ちが
溢れていた


珠「...わかりました
では、武運長久を祈ります」

愈「じゃあな、俺達は痕跡を消してから行く
お前らももう行け」


『お世話になりました』

炭「はい!じゃあ日が差してるし箱を__」



そこで愈史郎が言う


愈「炭治郎

お前の妹は美人だよ」



それを聞いて炭治郎が嬉しそうに笑う


そして、その炭治郎と禰豆子の後を追うように
階段を登ろうとすると___




愈「A」

『はい?』


愈史郎に呼び止められる




愈「さっきは、疑ってすまなかった
あいつらを、大切にしろよ」


『愈史郎さんこそ、珠世さんを守りなよ?』

愈「なっ__当たり前だろう馬鹿が!」

珠「愈史郎、女の子にそんな事を言っては
駄目でしょう?」

愈「はい!!(相変わらず珠世様は美しい!)」




少し顔を赤くしてそう言う愈史郎

そんな愈史郎を見ながら
二人に手を振って別れる








階段を上り、外に出る




炭「Aさん、俺達は次の任務に行きます」


『そっか頑張ってね
私は今回の報告をしに戻らないと...
じゃあね!今度私の屋敷に遊びに来な』

炭「はい!」








私は炭治郎に手を振って別れる







さて、お館様の所に行かないとな



私は産屋敷邸へ向かった

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作品ジャンル:アニメ
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particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時

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