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百三十一話:求婚2 ページ47

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『もし本気で私と結婚したいなら
柱になるぐらい強くなって出直してきなよ
簡単に死なない事
自分を守れるぐらい強くなる事
そうしたら考えなくもないかな

もしそうなったら婿に貰ってあげるよ
柊善逸にしてあげる』



からかう様に笑いながら言うA


炭「嫁に行くんじゃなく
婿に貰うんですね...」

善「俺...Aさんのお婿に行く」

炭「善逸!?」



善逸の目が完全に恋する乙女になってしまった

炭治郎が呆れた顔をして
目を覆って天井を仰ぐ


炭(冨岡さんと錆兎が言ってた通りだ
たまに男前な言動をするから男女問わずに
モテるって...)


善「Aさん...
俺をAさんのお婿にして下さい」

『はいはい強くなったら考えてあげるよ』


炭「...」





これは錆兎や真菰に伝えなければ___

そう思った炭治郎だった




そしてAが言う


『そう言えばあの猪の頭をした子は?
炭治郎の友達?』

炭「はい!嘴平伊之助って言って
この前の任務で一緒になったんです」

『嘴平...珍しい名字だね
これ、被り物?苦しくないの?』



いつの間にか伊之助の側に移動した
Aさんが被り物を取ろうとする


『君、少しいい?被り物外すよ』


そう言って伊之助の被り物を外して
伊之助の顔を見たAさんの動きが
ピタッと止まる



伊「何スルンダ...」

『え、何この美人』


若干放心状態になっているAの手から
被り物を取り返して被る伊之助




『女の子かと思った...』


楓といい勝負じゃない?と思ったA

けど楓は声も女の子だと思うくらい可愛いからな
と一人で納得した



善「やっぱ同じ事思うよな」

炭「伊之助、絶対あとでAさんに
甘やかされるぞ」

善「何だって!?」

炭「Aさん、禰豆子とか俺達みたいな
年下の子供すごく甘やかすからな...
特に女の子」


善「俺、初めてこんなに女の子に生まれたかった
と思った」

炭「...」

善「ちょっとやめて!?
そんな別の生き物を見るような目!!」






そして暫く炭治郎達と話したAは
帰っていった









.









おまけ



『そうだ、禰豆子を刺した柱には
私が落とし前つけといたからね』

炭「え!?Aさんが?!」


『うん、一発蹴らせて貰った
そしたら気絶してね
炭治郎に会うついでに運んできた』

炭「え」

善「柱を気絶させる蹴りって...怖っ」

百三十二話:定義→←百三十話:求婚



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作品ジャンル:アニメ
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particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時

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