百三話:協力者2 ページ11
NOside
二人が屋敷の中に入る
炭「...珠世さん」
珠「此方です、地下へ」
炭「あの!Aさんも一緒に行って
いいですか?俺達の味方なんですが...」
珠「いいですよ、早くいらっしゃい」
その返答を聞いて、二人は階段を降りて
地下へ行く
すると___
炭「禰豆子!」
禰豆子が炭治郎へ向かって走ってくる
そして抱き付く
Aはその二人を横目で見ながら
珠世と愈史郎に軽くお辞儀をして挨拶をする
『初めまして、柊Aと申します
この度は炭治郎と禰豆子がお世話になりました
私の方からお礼をさせて頂きます』
愈「...!(珠世様には劣るが美しいじゃないか
けど騙されんぞ)
お前、鬼狩りだろう
鬼の俺達に礼をするとはどういうつもりだ?
さては俺達を油断させて__」
珠「愈史郎」
愈「はい!(珠世様は今日も美しい...!)」
珠世さんが愈史郎の名前を呼ぶと
すぐに態度が変わり、黙る
珠「すみません」
『いいえ、謝る必要はありませんよ
鬼からすれば私達は敵ですから
炭治郎はともかく私は警戒されても
仕方ないかと...』
炭「俺ならってどういう事ですか!?」
『お人好しそうだからね、炭治郎は』
炭「ええっ!?」
その様子を見て珠世さんは笑う
珠「ふふっ仲がいいんですね」
『家族、ですからね』
珠「そうなんですね
それで、Aさんはどうして此処に?」
『鬼舞辻と戦った後に
炭治郎がまだこの街に居たら会おうと思って
探しに来たんです』
愈「...は!?」
珠「鬼舞辻と、会ったんですか!?」
『はい、まあ見ての通り苦戦しまして
夜明けまで留めたのにも関わらず
逃がしちゃいましたし...』
珠「...鬼舞辻の攻撃を受けたんですね?」
『はい、心臓を貫かれました』
炭/珠/愈「「「!?!?」」」
炭「心臓貫かれたなんて聞いてませんよ!?」
『だって聞かれなかったし
生きてるんだからいいじゃん』
炭「そういう事を言ってるんじゃないです!」
愈「お前...心臓貫かれて生きてるって
どういうことだ?まるで鬼じゃないか」
『まぁ、ある意味人間ではないね』
珠「...まさか夜明けまで鬼舞辻と戦い
生きているなんて...
説明して貰ってもいいですか?」
Aは頷く
『はい、私は呼吸の他に使っている力があります
それが《鬼呪》
鬼の呪いと書いて鬼呪と言います
私は鬼呪に感染しているから
鬼舞辻の血が効かなかったのだと思います
まぁ、壊死する寸前までいきましたが』
275人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
particle e(プロフ) - いえいえ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - みかんさん» 番外編、楽しんで貰えて何よりです!実は今、このシリーズを書くので手一杯な状態なので新たに作品を書くのは難しいんです...すみません!いつか番外編の内容で話を書けたらいいなと私も思っています。 (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - particle eさん» すみませんでした!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
particle e(プロフ) - 13ページの珠世さんの台詞のところに禰「」って書いてありました (2020年3月14日 21時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 番外編めちゃめちゃ好きなので別の作品として描いてほしいです、、!! (2020年3月12日 16時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:来羅 | 作成日時:2019年12月9日 22時