六十話:再び__ ページ15
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時は経ち2年後
とある町に、5人の隊士が任務で赴いていた
夜のひんやりとした空気が伝わる
辺りには濃い霧が立ち込めていて
離れてしまえば姿を見失ってしまう程だ
そんな霧が立ち込める町を暫く歩き進んだ所で
1人の隊士が声を上げた
「翔太!?翔太なのか!?」
その隊士の目の前には1人の子供が
立っていた
「翔太!わからないのか!?
俺だよ!やっぱりあの時生きてたんだ!」
「おい!迂闊に離れるな!!」
「行くな!」
「ひっ...こんなっ俺無理だよ!」
「おい!任務を放棄する気か!?」
1人の隊士が恐怖に耐えられずに
元来た道を走って戻る
他の隊士が二人を呼び止める
が、次の瞬間に聞こえてきたのは
隊士の断末魔だった
「くそっ、おい!みんな離れ___」
そこで隊士の言葉が止まった
血飛沫が舞う
他の隊士が驚いて目を見開く
何故なら、その隊士を殺したのは___
他の隊士が刀を抜くが
次の瞬間には____
みんな息絶え、地面を血で赤く染めた
その様子を屋根の上から見下ろす影が1つ
「あぁつまらない、つまらなすぎる
誰も“自分”には勝てないんだな___
1人...逃しちゃったな
今度は誰が来るんだろう」
その鬼には瞳に数字が刻まれていた___
その鬼との戦いが、刻一刻と迫る
.
時間は少し過ぎて
とある町にて___
Aと会う約束をしていた
義勇、錆兎、真菰が町を歩いていた
昼時なので周りには人がいっぱいだった
真「Aと会うの久し振りだなぁ、楽しみ」
義「ああ」
錆「そうだな」
真「聞いたよ?二年近く
会えてないんでしょ?」
義/錆「「うっ...」」
真「私も一年ぐらい会えてないんだけどね
手紙で言ってたよ、会えなくて寂しいって」
義/錆「「...」」
自分達と会えなくて寂しがっているAが
簡単に想像出来た
そんな会話をしながら町を歩いていると
真菰があるものを目に写した
真「ねえ二人共
Aになんか買っていかない?」
義「いい考えだ」
錆「それで、何を買っていくつもりだ?」
真「簪とかどうかな?
ほら、あのお店に売ってるから
三人で選んだやつをAにあげようよ」
義/錆((簪...))
真「Aね、髪長くなってたし
簪つけたらすごく綺麗だと思うんだ」
義/錆「「よし買うぞ」」
真(単純...)
その後、三人でAに似合う簪を買って
待ち合わせの場所に向かった
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来羅(プロフ) - 璘さん» ありがとうございます!無惨様は無惨様だから(は?)夢主と会って多分痛い目見ると思いますよ!諦めるかどうかは微妙な所ですけど(^_^;) (2019年12月1日 12時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
璘 - 楽しく読ませて頂いております!夢主を鬼にしようとか無惨アホだなぁと思いながら見てます。無惨の事だから嘗めて掛かると思うので痛い目に遭って諦めて欲しいです。更新頑張って下さい(*´ω`*) (2019年11月30日 22時) (レス) id: c098776017 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 十六夜さん» ありがとうございます!応援すごく嬉しいです!がんばります! (2019年11月24日 20時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - すごくよかったです!これからも応援してます!! (2019年11月24日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 黒豆粉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月23日 15時) (レス) id: 6a0971bec3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年11月16日 18時