【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す 弐

六十一話:再会 ページ16

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Aと待ち合わせている川の近くに行くと
もうすでにAが待っていた

柵に寄りかかりながら
川を眺めているAは
遠目から見てもすごく綺麗で惹かれる程だった


出会った頃は肩位までしかなかった髪は
腰の辺りまで長く伸びて
それが風でなびいていた





真菰が真っ先にAに駆け寄って抱き付く


真「A！」

『...！真菰〜！久し振り！元気にしてた？』


と、凄く嬉しそうな顔をするA


真「うん！」

『よかった〜、見ない内にこんな綺麗になって〜
義勇と錆兎も、久し振りだね』



Aは二人を見てそう言う

錆「久し振りだな、A」
義「ああ、久し振り」


『あれ？なんか義勇変わった？
なんか無口になったというか無表情になった
というか...

ってか二人共、見ない内に随分と大きくなったね
その身長が羨ましいよ...』


錆「前にもそんな事言ってたな
言っとくが身長は分けてあげられないからな」

『...ひどいなぁ』



義「...綺麗になったな」


と、距離を詰めてくる義勇
義勇の整った顔が目の前に来る



『えっと...義勇？』

錆「おいこら」



義勇の襟を掴んでAから引き離す錆兎


義「なんだ？錆兎」

錆「近付き過ぎじゃないか？」

義「それなら真菰の方が近い」

錆「そういう事を言ってるんじゃない」

義「そうなのか」

錆「ああ」




真「わ、積極的だね
二人共A好きだね」

『私も二人の事好きだよ、勿論真菰もね〜』

真「ありがと、A」


と言って真菰を抱き締めるA






それから、真菰が先程三人で選んで買った簪を
Aに渡した

藤の花が飾り付けられている
綺麗な簪だった


『綺麗...これどうしたの？』

真「三人で選んで買ったんだよ
きっとAに似合うだろうなって思って」

『そっか、ありがとね大事にするよ』



と言って三人にお礼を言ったA

そしてAが言った



『着けたいんだけど...鏡と櫛なしじゃ
難しいなぁ
真菰、ちょっと一緒に来てもらえる？』

真「うん」


Aは、近くの着物を売っているお店に行き
店の中で鏡と櫛を貸して貰い
真菰に髪をまとめて貰った



Aはこうしてほしいと要望を言う


『真後ろじゃなくて左に寄せて貰っていい？』

真「わかった」



真菰はAの要望を取り入れて
綺麗に髪を結ってくれた









.









おまけ


Aの髪型はチェンクロ3のトウカみたいな
感じ(調べればわかる)
(宿命切り開きし刃ってやつ)

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