四十五話:久し振りの ページ49
Aside
それから数ヶ月
鬼殺隊に入ってから1年が経とうとしていた
柱になってからというもの
最初は他の柱や隊士から
鬼呪なんて得体の知れない力を使っている事を
批判されたり、認められなかったりした
けど、一緒に任務をこなしたり
鬼から助けたりするなどして
私の実力や態度を知ってからは
私の事を認めてくれるようになった
柱の仕事は忙しく
中々、休暇が取れず義勇と錆兎に会ったのも
数ヶ月前だ__
そして私は今、大きな仕事を急いで終わらせて
ある所へ向かっていた
私が向かっている場所は狭霧山
鱗滝さんと真菰に会うために急いで向かっている
鴉からの連絡で、真菰が最終選別に行くらしい
狭霧山の麓にある小屋に着くと
勢いよく戸を開ける
『真菰居る!?!?』
中を見ると、鱗滝さんと真菰がいた
いきなり勢いよく開いた戸と
私が急に帰ってきた事に驚いたようだった
真「A、久し振り」
鱗「元気がいいのはいいが
もう少し静かにしろ」
『う...はい』
申し訳ない...
そんな私を見ると二人は笑いながら言った
鱗/真「「おかえり、A」」
『...っただいま!!』
それから私は、空いた時間を埋めるように
二人と色んな話をした
鱗「そういえば柱になったそうだな」
真「すごいね、おめでとう」
『ありがとう、なんか...今もあまり実感が
ないんだけどね』
鱗「滅柱か...初めて聞いたな」
真「水の呼吸の素質あるみたいだけど
習得してないから水柱にするわけには
いかないもんね」
『うっ...ごもっともです...』
鱗「だが、十二鬼月と戦って無事に
帰ってきたのはすごいぞ、流石だな」
『ありがとうございます』
褒められたのが少し嬉しい
真「そういえば、二人は元気?」
義勇と錆兎の事だ
『えっと...それが最近会えてなくてね...
私も二人も忙しくて中々会える機会がなくて
けど元気そうだよ
文通してると順調に任務こなせてるって
二人共書いてあった』
真「そっか」
『でも...やっぱ寂しいなぁ、会いたい』
鱗/真「「...」」
すると急に無言になる二人
『?』
真「二人の前でそれ言わない方がいいと思う」
鱗「そうだな」
『...なんで?』
真「また...二人に襲われたらどうするの?
二人はAに弱いんだから」
『えっ、なんでそれ知って...』
というか数ヶ月前の事だぞそれ
鱗「お前の鴉から聞いた」
架韻ーーー!!
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ぴーふふる - すみません💦今いましたね! (2022年10月12日 14時) (レス) @page10 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーふふる - 真菰ちゃんは!? (2022年10月12日 14時) (レス) @page9 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ - 終命ノ夜ってなんで読むんですか? (2020年5月30日 13時) (レス) id: 9ee991fc40 (このIDを非表示/違反報告)
スモークサーモン - ぱすてーる@YouTube部 所属さん» 17話やるせないであってますよ 許せないだと、何が許せないになるんですか? (2020年4月26日 20時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい。(プロフ) - とても面白い作品ですね!でも1つ訂正が…。四十一話の「役不足」と言う言葉ですが、その仕事・役割が自分の力量に足りないという意味なので、この場合は「力不足」(その仕事・役割に対して自分の力量が足りない)と言う方が正解です!細かくてすみません…。 (2020年3月18日 0時) (レス) id: 86f01c478d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年10月27日 1時