二十七話:余計なお世話 ページ30
Aside
「カァァ！カァァ！」
いきなり聞こえた鴉の大きな鳴き声に
私達はビクリと体を震わせて驚き
ばっと互いに離れた
窓には私の鎹鴉の架韻が止まっていた
架「カァァ！柊A！任務ガ入ッタァァ
明日ノ朝スグニ宿ヲ出テ
南ノ村へ向カエェ！カァァ！」
『...え、もう任務？』
架「ソウダ、任務地マデ遠イカラ
朝出発ダァァ、今日ハ早ク寝ロ」
『わ、わかった』
任務か...
何にせよ助かった
恋愛経験や男経験がなくても
さっきのはまずいと思った
流石にまずいだろ！この年で！
『じゃあ私戻るね、おやすみ』
そう2人に言って私は部屋から出た
未だにバクバクとうるさい心臓をおさえる様に
胸に手を当てながら自分の部屋に戻った
.
※ちょっと内容注意
その後、何故か鴉の前で正座している
義勇と錆兎が居た
架「オ前ラ、Aヲ襲オウトシテタダロ
ワカッテルンダゾ、コノ馬鹿共ガァァ！」
怒っているとわかるように羽をバタバタと動かす
義「うっ...」
錆「つい...」
架「何ガツイダァァ！
大方、Aニ欲 情シテ
体ガ勝手ニ動イテタンダロウナ！
男ノ風上ニモ置ケナイ奴ラメ！！」
義/錆「「うっ...」」
架「年頃ノ男ダカラソウイウノニ興味ガアルノハ
仕方ナイガ、同衾スルナラモウ少シ
体ガ出来テカラニシロ！」
義/錆「「？？」」
少し話の方向が可笑しくなった事に気付く2人
架「今ハマダ成長途中ダカラナ
負担モ大キイダロウ、機能ダッテマダ
完全ジャナイダロウシ、子ヲ孕ラマシタイナラ
十六グライマデ待テ！
Aモモウ少シシタラ女ラシイ体ニ
ナルダロウカラナ！」
義/錆「「鴉！？！？」」
架「アト、初メテガ二人同時ハキツイダロウカラ
ドッチガ先ニスルカ決メトクンダナ！
オ前ラハ体力ガアリソウダカラ
二人同時ニ相手ナンカシタラAがモタナイダロウカラ＿＿＿」
すると2人して顔を赤くして叫ぶ
義「待って！？俺らがする前提！？
Aと！？えぇっ！？」
錆「余計なお世話だ！！
お前らとりあえず黙れっ！！」
義「俺も！？」
架「赤クナリヤガッテ。若イナ」
義/錆「「黙れ！鴉ーーーっ！！」」
.
おまけ
義勇と錆兎がAを襲いかけた事は
鱗滝さんと真菰に鴉(架韻)から伝わり
後々、2人からお怒りの手紙が義勇と錆兎の元に
届いたのは言うまでもない
((ちなみに、作者が時々下のネタを
入れてくる場合があるのでご注意を))
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ぴーふふる - すみません💦今いましたね！ (2022年10月12日 14時) (
レス) @page10 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーふふる - 真菰ちゃんは！？ (2022年10月12日 14時) (レス) @page9 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ - 終命ノ夜ってなんで読むんですか？ (2020年5月30日 13時) (レス) id: 9ee991fc40 (このIDを非表示/違反報告)
スモークサーモン - ぱすてーる@YouTube部 所属さん» 17話やるせないであってますよ 許せないだと、何が許せないになるんですか？ (2020年4月26日 20時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい。(プロフ) - とても面白い作品ですね！でも1つ訂正が…。四十一話の「役不足」と言う言葉ですが、その仕事・役割が自分の力量に足りないという意味なので、この場合は「力不足」(その仕事・役割に対して自分の力量が足りない)と言う方が正解です！細かくてすみません…。 (2020年3月18日 0時) (レス) id: 86f01c478d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2019年10月27日 1時
