【鬼滅の刃】鬼を以て鬼を制す

二十一話:次の任務へ ページ24

Aside



次の日


私は、また甘味処の夫婦にもてなされていた
店で作った和菓子を貰ったり
お礼と言って色々な物を貰ったりした

ちなみに、お店で出しているもので
わらび餅が1番好きだと言ったらいっぱい貰った



そしてお昼頃になって
私の鴉が戻ってきた


架「カァァ！オ前ニ手紙ヲ持ッテキタゾ」

『手紙？』

架韻の足には手紙と思われる紙が
くくりつけられていた
それを取る




読んでみると、それは錆兎、義勇、真菰からの
手紙だった


内容は、初任務達成おめでとう
俺達もいつかAと肩を並べて戦いたい
あと数日したら任務が入るだろうから
もし一緒の任務になったときは頑張ろう

といった感じの事が書かれていた



架「鱗滝サンカラノ伝言ダ
ヨク頑張ッタA。コノ調子デ頑張レ
トノコトダ」

『鱗滝さんまで...ほんと、感謝しかないな』


架「ソレト、新シイ任務ガ入ッタゾ
物思イニ耽ッテナイデサッサト準備シロォ！」

『え？ちょっと待ておい
今すぐ？手紙の返事書けないじゃん』


架「俺ガ伝エテヤルカラサッサト準備シロォ」

と、早く準備をするように催促する



『はいはい、わかったって！』

私は仕方なく隊服に着替えて準備をする

準備をし終わって聞く


『それで？何処に向かえばいい？』

架「北ノ村ニ向カエェ！
子供ガ消エテイル、他ノ隊士ト合流シ
任務ヲ遂行セヨォ！！」


『合同任務って事か
じゃ、さっさと行きますか』



そう言って借りていた2階の部屋から出て
下の階に行く

今は店の営業時間だから
夫婦は働いている筈だ


私は店に顔を出しに行った


『2人共、お世話になりました』

「あら、もう行ってしまうんですか？」
「まだ全然お礼が出来てないのに...」

『いいえ、十分お礼はして貰いましたよ
それに、行く所があるのでこれ以上
長居は出来ないので、これで失礼しますね』


「そうなの、気をつけてね」
「今度この町に来ることがあるなら
ウチに寄っていってくれ
いくらでももてなすからさ」

『ありがとうございます
それでは、さよなら』


一度お礼をして私は店を出た

夫婦は、「いつでもいらして下さい」
と笑顔で私を見送ってくれた









.








おまけ


「あの子、幼いのに凄く大人びてたわねぇ
きっと美人に育つわよ」

「まさか子供に助けられるなんて
感謝してもしきれねぇな」

「今度会ったときはちゃんと
お礼をしましょうね」

「そうだな」

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