十三話:着替え ページ16
Aside
その後真菰に、隊服を着た私が見たいと
言われたので
別の部屋に移動して早速隊服に着替えてみた
の、だが___
『...やられた』
私は手に持っている長いスカートを見下ろす
そのスカートには右側に大きくスリット
(切れ目)が入っていて
履けば確実に足が見える
やりやがったなあの人
こんな、足が見えるようなスカート
履くなんて恥ずかしいし
足が怪我しやすくなるんじゃないか?
そう思いつつスカートを履いた
履いてみると、長さは脛の辺りまであった
うん、右足がスースーする
太腿辺りまでスリット入ってる
けど、戦闘などの激しい動きを想定して
スパッツの様なものを用意してくれたのが
不幸中の幸いだ
めっちゃ短いけど←
すると、着替え終わって丁度部屋の外から
声がかけられた
真「隊服着られた?大丈夫?」
『あ、うん...』
ある意味大丈夫じゃないけど...
返事をしながら少しだけ戸を開けた
『...』
見事に全員揃ってますね...
少しだけため息をつきながら
部屋を出た
『一応...着れたよ?』
Aの隊服姿が綺麗だったのは一目瞭然だった
元々容姿が良かったこともあり
見事に着こなしていた
更に、隊服から覗く白く細い足が
黒と対比して目立っていた
『うぅ...』
錆/義「「!?!?!?」」
真「あ...」
鱗「はぁ...」
私の姿を見て、錆兎と義勇は顔を赤らめながら
驚いた顔をして
真菰はなんと反応したらいいのかわからない様な
表情をしていて
鱗滝さんは呆れた様にため息をついていた
錆「なっ、なんて格好をしてるんだ!
女がそう簡単に足を見せるな!!」
義「え、えっと...A?
そんな格好したら駄目だよ!?」
2人が顔を赤くしながらそう言う
『仕方ないでしょ!?
まさか渡されたのがこれだったなんて
わからなかったんだし!』
鱗「あいつを連れてこよう」
『鱗滝さん!?大丈夫ですよ!これくらい!』
真「...けど、これじゃ駄目、色々と」
...だよな、けど
『あ、大丈夫見えないように
下に短いやつ履いてるよ』
と言い少しだけ隊服を捲ると
錆兎と義勇に怒られた
理不尽
.
おまけ
その後私は2人の前で正座させられて
説教されていた
錆「なんでお前はそんな事をするんだ!
少しは女だということを意識しろ!!」
義「もし男に襲われたらどうするの!?」
『...なんで私が怒られなきゃいけないのさ』
あの前田とかいう人のせいなのに
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ぴーふふる - すみません💦今いましたね! (2022年10月12日 14時) (レス) @page10 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーふふる - 真菰ちゃんは!? (2022年10月12日 14時) (レス) @page9 id: 97d1a84e27 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ - 終命ノ夜ってなんで読むんですか? (2020年5月30日 13時) (レス) id: 9ee991fc40 (このIDを非表示/違反報告)
スモークサーモン - ぱすてーる@YouTube部 所属さん» 17話やるせないであってますよ 許せないだと、何が許せないになるんですか? (2020年4月26日 20時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい。(プロフ) - とても面白い作品ですね!でも1つ訂正が…。四十一話の「役不足」と言う言葉ですが、その仕事・役割が自分の力量に足りないという意味なので、この場合は「力不足」(その仕事・役割に対して自分の力量が足りない)と言う方が正解です!細かくてすみません…。 (2020年3月18日 0時) (レス) id: 86f01c478d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2019年10月27日 1時