344話:条件 ページ2
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ガラリと一気に場の雰囲気が変わった中
マイキーが口を開いた
万次郎「阪泉君！
まずは今日の“仕切り”引き受けてくれて
ありがとうございます」
阪泉「ハン、くだらねぇ喧嘩ならオレが潰すぞぉー」
「両チームの代表者、前に！！」
ＩＣＢＭの隊員が指示を出す
東卍からはドラケンが
芭流覇羅からは一虎が代表として前に出て来た
阪泉「腕に自信のある奴、5対5のタイマン
それとも全員で乱戦...どっちにする？」
龍宮寺「芭流覇羅の売ってきた喧嘩だ
そっちが決めろや一虎」
一虎「あん？」
ドラケンは一虎を真っ直ぐ見たまま言う
龍宮寺「オレらの条件は2つ！
1つ目は場地圭介の奪還！
東卍が勝利した暁には場地を返してもらう」
一虎「は？場地は自分でウチに来たんだぞ？
返すも何もねーだろーが！！」
龍宮寺「場地を返してもらう！
それから＿＿＿」
そこでドラケンは言葉を止めて後ろを向くと、雪を見る
龍宮寺「これから先は特攻隊長が言うべきだ」
『＿＿＿＿＿』
「前に来い」と言われたような気がして
雪は1度ゆっくり深呼吸をしてから前に出た
真っ直ぐ、一虎を見つめながらドラケンの横まで行く
そして言う
『圭介だけじゃねェ
オマエもだよ、一虎』
一虎「は？」
予想もしてなかった、突拍子もない言葉に
思わず拍子抜けた反応をしてしまった一虎
『2つ目の条件は私の片割れ、羽宮一虎の奪還！！
東卍が勝ったら一虎も返して貰う
いつまで特攻隊副隊長の席空けとくつもりだ、バカ虎！』
一虎「あ？寝言は寝て言えよ！！
オレは自分の意志で此処に居んだよ！！
特攻隊副隊長の席、だぁ？勝手に決めつけんな！！
東卍はオレの敵だ！！
待ってろ雪、オレが勝って...
オレが正しいって証明してやる
片割れとして、目ぇ覚まさせてやるよ」
シン＿＿＿と場に静寂が訪れた
友、仲間、味方ではなく＿＿＿敵同士という
望まない形で再会して
『私らは何処で間違えたンだろうナ』と悲しげに思う
『...お話してコレなら仕方ないナ
やっぱり、どっちが強いかでわからせるしかないか
一虎の望み通り“喧嘩”しよっか
あぁそうだ
圭介も一虎も、その白い特服全然似合ってねェよ
アンタらには東卍の特服しか似合わねェ』
そう言って、踵を返すと元々居た位置へ戻る雪
一虎「さっきからゴチャゴチャうるせぇんだよ...っ
好き勝手言いやがって...！！」
場地「...」
一虎「...上等じゃねーかよ」
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来羅(プロフ) - roofermiho1002さん» ここのマイキーはアニメや漫画だけじゃなく実写も怖かったですよねぇ...場地さんと稀咲が対峙するシーンは話の進み具合を考えて省略しました (5月6日 10時) (
レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - ヤバイこのシーン、自分怖かった。マイキーの顔も普通じゃなかったし…あれ？きさきと場地さんの場面が… (5月6日 9時) (レス) @page18 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - プーさん大好きさん» 感情任せに表に出さないのが余計“ガチ”なんだなってなりましたね...台詞変えつつ、「怒り」の1言じゃ表せない気持ち持ってるのを書くのに苦労しましたね (5月5日 23時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん大好き(プロフ) - アニメでこのシーン見たときすごい震えたのを思い出します。マイキーくんのキレてるはずなのに感情がないあの目は自分も書いてるときゾッとするほど怖かったのを覚えてます。 (5月5日 22時) (レス) @page18 id: 6c625ad537 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - roofermiho1002さん» 2年前の事もあって夢主の怪我には敏感になってるマイキーが居ますね...ワカを早く登場させたいのですが出番はまだまだ後ですねぇ... (5月2日 21時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年12月24日 18時
