293話:変わらない未来 ページ44
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これは現代に戻って来たタケミチの話だ
ドラケンの死を回避し
現代でヒナやアっくんと会うことが出来た
上手く行った____
そう思っていた矢先の事だった
アっくんが運転する車が、ヒナが乗っている車にぶつかり
炎を上げ燃え盛るのを武道は涙を流し眺めていた
恋人と親友が炎の中に取り残されてる中
武道は決断した
武道「オレが東卍のトップになる____」
武道はその後、ヒナの葬式を終えて
ナオトと話していた
直人「...龍宮寺の今
調べてみる価値はありそうですね!」
武道「あっ!そうだ!ドラケン君だけじゃない!」
直人「何がですか?」
武道「雪さんだよ!!」
直人「雪、さん?誰ですか」
武道「今牛雪さんって人が居るんだ!
東卍の特攻隊長してて、マイキー君達の2コ上で
オレにとっても同中の先輩でしかも不良の先輩なんだよ!」
直人「はあ...
タケミチ君の先輩なのはどうでもいいですが
その雪さんがどうしたんです?」
武道「雪さんはすげぇ良い人なんだよ!
そこら辺の不良とは違くて
それこそドラケン君みたいに正しい選択を出来る人で
ダセェ不良なんかじゃなく
カッケェ不良なんだよ!!
それにマイキー君の理解者の1人なんだよ
ドラケン君と雪さんが居て
東卍が悪くなるなんて可笑しいんだ!」
直人「今牛雪、ですか
タケミチ君がそこまで言うなら調べてみますか」
武道「ナオトも雪さんに会ったらゼッテェわかるぞ
良い人だって!
しかも美人で強くてカッコいいし...
多分中学の時会ってたら確実に堕ちてたと思う
あの年上の魅力にはナオト抗えねぇよ」
直人「...何を根拠に言ってるんです
人の恋愛事情を勝手に決めつけないで貰えますか?」
その後、武道と別れたナオトは小さく呟いた
直人「今牛...ですか
何処かで聞いた名字ですね、確か___」
それから数日後の事だった
武道はナオトの部屋に呼び出されていた
直人「タケミチ君、今牛雪について
調べ終えました」
武道「どうだった!?」
直人「...今の東卍に今牛雪という人物は
存在してませんでした」
武道「存在してない...?
もしかして途中で辞めちまったのかな...
確かにあの時、高2だったし進路とか考えれば
仕方ないよな...」
直人「いいえ、違います」
武道「え?」
直人「タケミチ君、心して聞いて下さい
今牛雪は____
既に死亡していました」
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来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 夢主を失ってだいぶ病んでおりますね...東卍側も創設メンバーを中心に病んでます...特にマイキーは他と比にならないぐらい病んでます (7月22日 6時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 真一郎さん達、ヤバイぐらいに黒くなってる…マイキー達もそりゃつらいですよね…敵対してるのもだけど、夢主を大事な人達ですし (7月21日 19時) (レス) @page49 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 話書いてたらおもってたよりも長くなりました...タケミっちが過去へ戻るのは続編入ってからですね! (7月21日 7時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» シリアスは毎回苦手やぁ…はよ、過去に戻っていってやって (7月20日 23時) (レス) @page47 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 2人共夢主を失って絶望し、全てを捨ててそっちの世界に行っちゃいましたね...夢主を失ったのはかなりの損失でした...次回更新する話で真一郎とワカ登場します...救いがないシリアスです (7月20日 21時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来羅 | 作成日時:2023年6月5日 20時