247話:負けてない ページ46
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必死に訴える武道に
マイキーは振り向いて笑みを浮かべて言う
万次郎「なんで？まだ諦めてねぇじゃん」
その言葉に、武道はもう何も言えなくなってしまった
何を言っても無駄だと思い知らされた
武道(笑ってる！？ヒデェよ、マイキー君
これじゃあ拷問じゃん)
そんな武道の側に雪が来る
『タケミチ』
武道「雪さん...？
そ、そうだ、雪さんなら止めれますよね！？
もう止めましょうよ！！」
雪なら...と思った武道が喧嘩を止めるように
頼んできた
すると、雪はパーと長内の喧嘩に視線をやってから
再び武道を見て言った
『タケミチ、オマエにも何か考えがあるンだろうネ
“譲れない何かがある”、そーいう目ェしてンもん
でもね、パーにも“譲れない思い”があンだよ
だから今戦ってる
頼むから、パーの気持ちわかってやってよ』
武道「譲れない、思い...」
『見てるだけってのはつらいナ...タケミチ』
諦めきれない、譲れないものがあるのは武道も同じだった
だからその気持ちが理解できて武道は静かに首を縦に振った
この時の雪の目が、あまりにも悲痛に染まっていたのを
見て、武道は思う
ダチが目の前でボロボロになってくのを見て...
この人も心を痛めて、平気ではないのだと
それから、一方的に殴られ続けたパーは顔面に拳を振るわれて
遂に限界を迎えた
力なく、フラッと傾く体
倒れると思ったその時、パーの体をマイキーが支えた
林田「ゴメン...マイキー...オレ...ふがいねぇなぁ」
万次郎「何言ってんの？パーちん！
オマエ、負けてねぇよ」
マイキーがそう言うと、周りを取り囲む愛美愛主のメンバーが
一斉に「どこをどう見たら負けてねぇんだよ？」だとか言って
笑い出した
マイキーは、雪に「頼む」と言って
パーを雪に預けた
雪はパーに肩を貸すと、優しく言った
『よくやったナ、頑張ったナ
カッコよかったよ、すげぇ気合いだった
後はウチの総長に任せて休みナ、パー』
林田「...すまねぇ、雪」
『謝ンなって、マイキーの言う通りパーは負けてないよ』
優しく声をかけながら、ゆっくり下ろして
地面に座らせてやった
マイキーは、周りから飛ぶ野次を気にせずに
長内の目の前に立つ
舐めきった顔をして、長内はマイキーを見下して笑う
長内「お？やんのか？マイキー
10秒で殺してやる＿＿＿＿」
瞬間、ドッッと鈍い音が響いた
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来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» つよつよな夢主を書きたかった、そして次は遂にあのシーンです！ (5月29日 19時) (
レス) @page44 id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 夢主強い……そして、マイキーとはーのターンって事は……あの場面になる… (5月29日 17時) (レス) @page44 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» ってことは…原作どうりのマイキーvsドラケンになるってこと… (5月28日 16時) (レス) id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 今後の展開の都合上、残念ながらパーとは2年間会えなくなっちゃいます... (5月28日 14時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 夢主、ながまさをあおった…この場面、はーがながまさを刺す場面じゃん…どうやってとめるかな… (5月28日 8時) (レス) @page41 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年4月30日 20時
