239話:後輩の頼み2 ページ38
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武道「えっと...その、東卍内での抗争とか...
ないですかね...
それこそトップ2人が対立なんてしたら
大変な事になるんじゃ＿＿＿」
『ハ？内部抗争？何言ってンのタケミチ
しかも、よりにもよってマイキーと堅が？
冗談よせよ』
武道「...雪さんに、お願いがあるんです
もしも抗争に発展したら止めて下さい...！！
このままじゃ誰か...死ぬかもしれないんです！！」
当然、雪は訝しげな顔をした
けれど、武道が臆せず真っ直ぐ自分を見てくるものだから
何かを感じ取る
『まるで未来がわかってるような言い方だネ
実は未来予知出来るとか、そういう系の人だったりする？』
武道「！！」
『...なンか見てきた目ェしてンナ？
私相手にこンなデタラメ言える奴、そうそう居ねェよ
アンタ、何者？』
武道(な、なんだこの人...オレが未来から来たって
勘付いてるのか！？なんて勘の鋭さだ！！
不用意にタイムリープの事は話せねぇ...
未来にどう影響するかわからねぇし...どうする！？)
鋭い眼光と威圧を向けられて、冷や汗をかき始めた武道
すると雪は一拍置いてからニッと笑った
『...なーンてナ、そう身構えンなっての
冗談だって』
武道「へっ？」
『大丈夫だよ、年頃の男の子の喧嘩なんて
たかが知れてるし
アイツらも自分の立場を理解してる上で下手な真似はしない
何より、あの2人仲良しなンだよ？
喧嘩したって数日も経てばいつの間にか仲直りしてるし
私が居る限り、内部抗争なンてさせない
早々に止めてやる
東卍はね、皆の大事な居場所なンだよ
マイキーが東卍解散を宣言しない限り
私が絶対に失わせない』
武道「雪さんが居る限り...」
『そ、だから東卍の心配は要らない
私に任せとけ
わかったら、タケミチもそろそろ帰りナ』
武道「は、はい！」
遠ざかっていく武道の背中を見ながら
雪は何か良くないことが起こるという勘が働いた
『あぁ言ったケド、2人が周りを巻き込んで
本気で喧嘩する理由は幾つか思い付くンだよナ...
東卍のコトになると...仲間のコトになると
盲目的になりやすい
普段なら大事になるコトはないケド...
まさか、愛美愛主との抗争がキッカケか？』
ここで、思っていたより武道の言葉を真に受けていることに
気付いて苦笑した
『誰かが死ぬかもしれない...か
愛美愛主の奴ら、調べ直してみるか
“狩り”するのにも情報は必須だし』
それに、後輩の頼みだしナ＿＿＿
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来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» つよつよな夢主を書きたかった、そして次は遂にあのシーンです！ (5月29日 19時) (
レス) @page44 id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» 夢主強い……そして、マイキーとはーのターンって事は……あの場面になる… (5月29日 17時) (レス) @page44 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 来羅さん» ってことは…原作どうりのマイキーvsドラケンになるってこと… (5月28日 16時) (レス) id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
来羅(プロフ) - 鈴桜(元シオン)さん» 今後の展開の都合上、残念ながらパーとは2年間会えなくなっちゃいます... (5月28日 14時) (レス) id: b52bee30b8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 夢主、ながまさをあおった…この場面、はーがながまさを刺す場面じゃん…どうやってとめるかな… (5月28日 8時) (レス) @page41 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来羅 | 作成日時：2023年4月30日 20時
