東卍の白豹Part5

214話:お預け ページ23

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二度寝した後は2人してお腹が空いて起きて
カップ麺を食べてから暫くいちゃいちゃして昼寝をした



次に雪が目を覚ましたのは夕方だった

目を開けた時、真一郎を探して辺りを見渡せば
ベッドに腰掛けて煙草を吸っていた



『しんいちろ...』

真一郎「ん、起きたか雪」

『起きた...』


雪は、身体を起こすと後ろから真一郎に抱き着いた
素肌が触れ合うのが心地良くて
雪はまた目を閉じようとした

すると真一郎が少しキョドりながら言う





真一郎「...なぁ雪」

『何？』

真一郎「思いっきり胸当たってんだけど？
今何も着てないから余計ダイレクトに感じるんですけど？」


『ふふ、ワザとって言ったらどうする？
私の胸触ンの好きでしょ？真一郎』

真一郎「...」





明らかに煽っている声に
真一郎は振り返ると、雪に煙草の煙を吹きかけた

雪は少しだけ嬉しそうに、目を細めて笑う



『ん...コレが返事？』

真一郎「ったく、前までは噎せてたくせに
すっかり慣れちまったな？
お誘いだって言ったら、もっかいやるか？」




『私から吹っかけたケド
夜から東卍の集会あるから今すぐはダメ
でも、最後までシてくれるならいいよ』



そう言うと雪は真一郎の首元に顔を埋めて
首筋を舐めたり、かぷかぷと甘噛みし始めた

真一郎は困ったように笑いながら雪の頭に手を置く




真一郎「不真面目な特攻隊長だな？
ってか集会あるって聞いてねぇよ？」

『言ったら真一郎がいじけると思って』

真一郎「...否定はしねぇ」

『ちなみに今日の集会、結構大事なコト決める予定なの
集会終わったらすぐ帰って来るから行ってもいい？』


真一郎「...嫁の我儘は聞いてやるか」

『はは、すごく納得してない顔
いじけてる顔してるネ？機嫌直して、私の旦那さん』



雪は優しく笑いながら、真一郎にキスをした

すっかりそれにスイッチを刺激された真一郎が言う






真一郎「...やっぱ今からスるか？」

『ばーか、何言ってンの
目ェギラつかせないでよ、揺らいじゃうから』

真一郎「そのままオレに流されろよ、雪」

『だぁめ、真一郎が私にお預けさせるから
私も真一郎にお預けさせるの』

真一郎「...強情」





雪は困ったように笑うと、真一郎から離れて
ベッドに放って合った真一郎のシャツを着て風呂場へ向かう


この時、彼シャツ状態と
シャツから伸びるスラリとした白い足に釘付けになった





真一郎(絶景...)

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