01【稽古】 ページ2
Aサイド
『はあああぁぁぁぁっっ!!!』
パシイィンっっ
皆さん、はじめまして。
斎藤Aです。
現在、兄上と稽古をしています。
『くっ···』
パシイィン
『おわっ!』
ドテッ
兄上に一本とられて負けてしまいました。
やっぱり、兄上は強いです。
終「(スッ)」
しりもちをついた私に、兄上は手を差しのべる。
『ありがとうございます』
兄上の手を握り、私は立ち上がった。
『今日は勝てると思ったのですけれど、勝てませんでした』
終「(でも、手応えあった)」
『本当ですか!』
終「(コクリ)」
嬉しいです!
土方「あ、終、A」
廊下から土方さんがきました。
A「どうしたんですか、土方さん」
土方「山崎知らないか?」
終「(ふるふる)」
A「あ、そういえば。稽古の前__
___
これから、兄上と稽古をします。
勝てるでしょうか?
「ぶつぶつ···」
ん?
何か部屋から声が聞こえますね。
確かここは、山崎さんの部屋だったような···
襖を少し開けて中を覗く。
『!?』
山崎「ミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパンミントンカバディあんパンあんパン__」
部屋の中で山崎さんは「ミントンカバディあんパンあんパン」を連呼しながら、隈ができた目をギラギラさせて、書類を書いていました。
『山崎さん、大丈夫ですか!?』
山崎「あれ、Aちゃん?大丈夫大丈夫。ハハハ」
『ちゃんと休憩してくださいね』
山崎「うん、ハハハ···」
____
__ということがありました。』
土方「山崎ィィィィ!!」
土方さんは、走り去ってしまいました。
終「(大丈夫かな)」
『心配ですね』
山崎さん。
大丈夫かな···
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作者名:青空 奏 | 作成日時:2018年11月13日 16時