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それにしても、なぜこの男が彩をわざわざここまで送ってくれたのか。
それが疑問だった祐希は、
「彩なんでこのお兄ちゃんと一緒にここまで来たんだ?」
「え……えっ、とぉ?」
彩がなんと言っていいものかとなやんでいると、その男が説明した。
「家に帰る途中で、アーヤにあって迷子だって言うんで、住所を調べることにしたんですけど親の電話番号知らないみたいで、でも、祐希さんの居場所は知ってたんで連れてきたんです。」
それを聞いた祐樹は、彩に向かい
「なんでお袋と一緒に居なかったんだ!迷子になって悪い人に連れていかれたらどうするんだ!!」
と怒鳴ってしまった。
彩は、しゅんとしてごめんなさいと素直に謝る。
その愛らしい姿を見て、祐樹もすぐに許してしまった。
忍は、アーヤすげぇなと感心していた。
忍は、もう帰ります。と帰ろうとする。
その時、祐樹は大事なことに気がついた。
急いで忍を呼び止め、言った。
「お前!名前は!!」
忍も名乗るのを忘れていたらしく大声で
「忍です!七鬼忍!!」
「ありがとな、七鬼。」
彩も、
「ありがとーねぇー、えっとぉ…忍くんっ!」
…やはり可愛い。忍はそう思いながら、彩に一番の笑顔で手を大きく振りながら去っていった。
また会ったら、遊んでもらおう。そう思った彩であった。
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後日、また運命的な再開を果たすのを3人はまだ知らない……。
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魔理沙 - あの、今でも更新されてますか?もしよかったらリクエストしたいんですけど (2019年9月8日 18時) (レス) id: 32185305c0 (このIDを非表示/違反報告)
notリア充 - ダンシングヒーローって運動会で踊ったやつwwwwww (2018年7月23日 22時) (レス) id: f2aaadb92e (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - Disney★さん» これからも、気をつけます。不快な点がありませんでしたら、これからも私の作品を読んでいただけると嬉しいです! (2018年4月5日 22時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
Disney★ - いえいえ。忘れてつい、使ってしまいますよね。 (2018年4月5日 21時) (レス) id: 9f53b71922 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - Disney★さん» レス遅くなってすみません。ご指摘ありがとうございます。歌詞は、消すという対処をすることにします。私も気づかなかったので、ありがとうございました。 (2018年4月5日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音子 | 作成日時:2017年12月10日 10時