THIRTYTWO ページ32
「あーもう、どうしよう」
これ、ぼっちなやつじゃない？
叶奈に振られたし←
隆「先輩？何にするんですか？」
あ、ペンギン...じゃなくて隆士だ
「悩んでるとこ」
隆「でも、もう残ってるの1つしかありませんよ？」
え、
みんな早くない？
しかも定員あったんかい
「どれ？なんでもいいんだけど」
隆「僕のとこです
ほら、あそこ」
隆士が指した黒板を見る
( )の中は定員数かな？
えーと、
1年(1)
‐佐藤隆士
2年(3)
‐小松倖真
‐白岩瑠姫
‐
3年(2)
‐河野純喜
‐吉川美凪(架空)
前言撤回やっぱやだ
知らん先輩いる...
そんなことはいいんだけど！
「いやだ、
なんでこのメンバー？」
隆「た、たまたま？」
絶対たまたまじゃない
純「こっちこっちー！」
純喜先輩が手を振っている
あー、また目立つ...
怖いよ、全女子の視線が怖い
仕方なくその集まりに行く
倖「結局ここ笑」
やだ、絶対裏あるよここ
美「Aちゃん？だっけ
よろしくね！吉川美凪です」
美凪先輩...めっちゃ可愛い...
「よろしくお願いします！」
優しそう、良かった、
純「俺らの仕事は多分
あれやな、後片付け！」
うわ、面倒くさいやつやん
瑠「今面倒くさいと思ったでしょ笑
すぐ顔に出る、可愛い笑」
「...お世辞がお上手で、」
倖「可愛いとか言わん方がいい
これ以上赤くなるとAがリンゴになる」
リンゴて
「言いたい放題だな」
美(あー、なるほどね、
そう言えば純喜もだった気が...
Aちゃんも鈍感やなぁ
これは私の協力が必要ね)
全てを察した美凪先輩であった
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：ゆにうに | 作成日時：2020年2月13日 22時
