捻れた世界の悪魔執事 Ⅳ (ページ3)

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次の日の朝。

二人に案内がてら朝の散歩をしていると、

蹲って何かをしているバスティンが目に入る。

ﾊﾞｽﾃｨﾝ｢これでいいか……………。
ここに、剣を刺して……………｣

『おはよう、いつも朝早いね』

ﾑｰ｢バスティンさん、おはようございます!｣

ﾊﾞｽﾃｨﾝ｢あ、主様、あとの3人も、おはようございます｣

ｾﾍﾞｸ｢お前も朝が早いんだな｣

ｼﾙﾊﾞｰ｢それは、いったい何をしているのか?｣

ﾊﾞｽﾃｨﾝ｢これは、ジェシカの墓を作っていたんだ｣

ジェシカさん……………。

バスティンが悪魔執事になる前に友人だった人。

彼が目の前で死んでしまって、

それで自分を恨むようになったんだっけ…

石には、“Jessica”と名前が彫られてる。

ﾊﾞｽﾃｨﾝ｢墓といっても、ただの石に名前を掘っただけだが、
今まであいつの存在すらも忘れようとしていたんだ。
向き合うことを、恐れて……………。
だから、この墓は、向き合えた証拠だ｣

『そっか……………(いい兆しって感じかな)』

すると、ベリアンがわたしたちに朝の挨拶をしにきた。

ﾍﾞﾘｱﾝ｢ここにいらしたのですね、主様。
おはようございます｣

『おはよう、ベリアン』

ﾍﾞﾘｱﾝ｢バスティンくんも、おはようございます｣

ﾊﾞｽﾃｨﾝ｢おはようございます、ベリアンさん｣

ミヤジ先生𝖍𝖆𝖕𝖕𝖞 𝖇𝖎𝖗𝖙𝖍𝖉𝖆𝖞!!