Atr(そらまふ)のお料理教室 ページ17
うらたside
ま「うーらったさん!!」
げ、またまふまふ...
今度は何だ...
そらるさん帰って来てー
う「何で...しょうかねーぇ...?」
ま「はい。これ食べてください!!」
う「む...り...ぃ」
ま「何でですかー?」
そらるさんのすったりんごが食べきれなかったって言えるはずがない!!
う「食...欲がない...から...」
と無難に嘘をつく。
りんごが食べきれなかった以前にまふの料理なんて食べたくない。
嘘ついたあとふとそう思う。
ま「そんなこと言わずにー!!」
そしてまふが鍋の蓋を開ける。
こいつ...俺のこと信用してねぇーな。
う「う...ぐ...やめ...」
うぅ...吐きそう...
さっきの...りんごがぁ...
ま「あ。マジでしたか...すいません...」
やっぱり俺を信用していなかった。
そ「おいまふまふ!!何してんだ!!」
僕のお母様!!帰って来ました!!
ま「あ。帰ってきた。」
そ「何してたか言え」
ま「イチャイチャ」
う「ち...がっ...」
ま「すいませんご飯あげようとしました。」
そ「俺はお前にうらたくんには無理矢理食わすなって言ったはずだが...うらたくん食べさせられた?」
食べてない。って言おうか迷ったがここは日頃のお返し!!ってな訳で嘘つきます。
う「う...食べさせられた...」
ぐっと。心の中で親指を立てる。
ま「はぁ...?ちょうらたさん!!」
そ「まーふーまーふ...」
あ。そらるさんが怖い...
まじ怒かも...
何かすまん。
そ「うらたくんは寝てて、ここに風邪薬と飲み物おいておくから。まふまふにお説教してくる。」
ま「ごめんなさあああああい」
涙目のまふを引き釣りそらるさんはどっかに連れていく。
部屋の中がシーンとした。
何かまふまふに悪い事したな。
食べるか...
俺はまふの作ったおかゆに手をかけた。
う「いただきます...」
う「まっずっ!!!」
思わず叫んだ。
だって味ないし、パサパサだし。
でも逆に風邪が落ち着いたような...
すると誰かの静かな足跡が聞こえる。
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作者名:なにわ◇ぐれもん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/gure333/
作成日時:2018年1月15日 3時