三十七戦目 ページ16
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「失礼します。」
「遅い！何をモタモタやっとる！」
ドアを開けるなり聞こえてきた
鬼怒田さんの怒鳴り声
城戸さんはとくに気に止めた様子もなく
こちらを見る
「時間が惜しい。早く初めてもらおうか。」
「我々の調査で近々ネイバーの
大きな攻撃があるという予想が出た。
我々としては万全の備えで
被害を最小限に食い止めたい。」
忍田さんは簡単に話を説明すると
遊真を見て続けた
「平たく言えば君に
ネイバーとしての意見を聞きたい。」
「…ふむ、ネイバーとしての意見。
そういうことなら俺の相棒に訊いたほうが早いな。
よろしく。」
『心得た。』
「………！？」
遊真の合図と同時ににゅっと出てきた
黒い物体
あれは確か……
『はじめまして、私の名はレプリカ。
遊真のお目付け役だ。』
そしてレプリカから様々なことが語られた
ネイバーフッドの簡単な仕組み
こちらの世界への繋がりかた
近々こちらを襲ってくる可能性が高い国
『今のところ確率が高いのは雪原の大国キオンか
近界最大級の軍事国家アフトクラトルだ。
そしてA。』
「……どうしたの？」
いきなり名前を呼ばれ
少し驚いた
『Aが兄と両親を四年前に亡くした時のことだが…
その日にあの街を襲ったのは
このアフトクラトルのネイバーの可能性が高い。』
「………！！！」
「なっ……」
思わず目を見開いた
『すまない。迅に話を聞いて、当時の
ネイバーフッドの侵攻記録を調べてみたのだ。』
「……アフトクラトル…」
無意識に呟いた
ズキズキと頭に痛みを感じる
忍田さんはレプリカたちの話を訊くと
ゆっくり口を開いた
「…わかった。
では人型ネイバーの参戦も一応考慮に入れつつ
トリオン兵団への対策を中心に防衛体制を詰めていこう。
遊真くんたちには我々の知らない
情報の補足をお願いする。」
「了解了解。」
「さあ、ネイバーを迎え撃つぞ。」
未来への分岐点が刻一刻と近づいてくる
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ご無沙汰しております。
無事(？)期末は終了しました三ｃ⌒っ.ω.)っ
点数とかその辺はまあ華麗にスルーいたしますが←
更新を滞らせて申し訳ありません！！
これからしばらくは更新出来ると思うので！
とりあえず今日で頑張って沢山進めます！！
ひいらぎ
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君原 叶 - 凄く面白かったです！続き心待ちにしてます！ (2019年10月21日 0時) (
レス) id: a2a658159b (このIDを非表示/違反報告)
MIDU - 続き待ってます！ (2018年2月21日 17時) (レス) id: 1ff7a34bf7 (このIDを非表示/違反報告)
らら - 続き待ってます！ (2017年8月22日 12時) (レス) id: 0633731848 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - この小説大好きです！ 更新楽しみにして待ってます！ (2016年7月14日 0時) (レス) id: 442dd19c2d (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ@どうでもいいけどマカロン食べたい - 高校入りたて？ですか？私高2なんですけど、入ったばっかりはキツかったです( ° д°)←無理しない程度に頑張って下さいね！長文失礼しました！ (2015年10月17日 15時) (レス) id: 0f3db15462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2015年2月26日 19時
