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第131話 ページ35

私はジェニットさんの部屋の窓際に短い置き手紙をしました



3日後のこの時間にまた来ると



いきなり泊めてだなんて図々しいと思ったので、それまでは何とか自分で過ごすつもりです


その3日の間、実は一回だけ皇宮に行ってパパとアーティの様子を見に行ったんですよ


アーティは未だに目が覚めていなかったのですごく心配しました

私が居なくなったことで、パパの怒りの矛先があなたに向かないように、あなたにかかったパパの保護魔法の上からプラスで 私の保護魔法をかけておきました



完全に安全だとは言えないけど、少なからず前よりは大丈夫だと思うよ



パパはと言うと、私を見てまた殺したいなどと言ってました
そんなつもりは毛頭ないので、嫌がらせに髪をちょんまげにしておきました

パパが朝起きたら、フィリックスに笑われることを願って





もしまた手紙を書けたら、届けに行きます
それまでちゃんとリリーの言うことを聞いてください


Aより















ジェニット「それは誰に宛てた手紙ですか?」


A「妹です 寂しい思いをするかもしれないので」


ジェニット「いいですね.....姉妹って」







ジェニットさんも一人っ子だから羨ましいのかな?
でも、イゼキエル公子とは兄と妹のような関係だと聞いたけど


女の子の家族が欲しかったとか?








A「そういえば、ジェニットさんはずっとこの部屋で過ごしているんですか?」



ジェニット「え?」



A「なんだか私がここに来てから、あまり外に出ているところを見たことがなくて
もし私を気にして、外出ができないとお思いなら気にしないでください」



ジェニット「いいえ!決してそんなことはありません!....ただ、アルフィアス公爵が私の外出をあまり許可しないので」




私は考えた


ずっと私の幼い頃の見間違いだと思ってた、ジェニットさんの宝石眼

今は考え方もある程度大人になった



ジェニットさんはもしかしたら




A「(本当に私の腹違いの姉妹なのかも...!)」
※違います







そう考えたら、ジェニットさんは私たちを姉妹だと思ってることになるよね
異常に私とアーティに興味を示す理由も納得出来る



おそらく、アルフィアス公爵もそう考えているだろう



だからあまりジェニットさんを人目に触れさせないために外出を許可しない....とか?



ジェニット「........姫様、実は謝らなければならないことがあります」



A「なんでしょう」

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設定タグ:ある姫 , クロード , イゼキエル   
作品ジャンル:恋愛
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります! (3月30日 12時) (レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです!応援しています! (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます!泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します!!読んで下さり本当に嬉しいです!!! (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです! (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....!不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさぎ | 作成日時:2023年7月17日 19時

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