第121話 ページ25
皆が皆びっくりして席を立ってしまった
A「お、落ち着いてください!あの子は魔獣ではありません!」
そうは言っても もうパニック状態
誰も私の話は聞けていないようだった
ジェニット「A様!早く逃げましょう!!」
シロ「キャン!」
ジェニット「あっ.....!!」
ジェニットさんが青ざめた顔をしている
誰もが私が襲われると思ったんだろう
A「よ〜しいい子ね」
私はシロの頭を撫でた
お手や伏せもバッチリである
ジェニット「...えと、A様 それは一体、」
A「この子は私の飼っているペットです
人も襲わないですし、純粋で可愛い子ですよ」
そう言うと、フィリックスの後ろに隠れていた他の令嬢たちも恐る恐ると出てきた
ジェニット「良ければ触ってみてもいいでしょうか?」
A「もちろん」
そう言って一緒にシロを撫でた
毛並みを改めて触るとフワフワでホントに可愛いなと思う
アーティが取り込みたくないって怒るのも心の底から共感できた
でもそのあとはルーカスと喧嘩したりして
....ルーカス
そういえば今は
A「(____居ないんだよね、)」
そう思った瞬間、バチッと指先に電流が流れた感覚に襲われた
突然のことに思わずびっくりする
A「い”ッ、!」
すると今度は体全体に刺激が走った
ボタボタ___
ジェニット「A様!?」
A「(えっ....なにこれ、血..?)」
バタン___
フィリックス「姫様!!」
その日、皇宮は光に包まれた
「いかがですか?陛下、アタナシア様」
クロード「....アタナシア、気に入ったか?」
アタナシア「うん!綺麗!」
クロード「Aには見せたのか?」
「はい、お茶会を開かれる前に一度。
大変お気に召していたようです」
クロード「.....ならいい」
クロードはそれに目を向ける
クロード「(やはりよく分からんな。どうしてこんなものを望むのか)」
「陛下!!!!」
すると一人の騎士がノックもなく扉を開けた
「大変です!!!A様が....!!」
アタナシア「!?お姉ちゃん!?
お姉ちゃんがどうしたのよ!!!」
クロードは言葉も聞かず すぐ部屋を出た
アタナシアも何か良くないことを感じて、急いでその背中を追った
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あさぎ(プロフ) - Kさん» ありがとうございます😭そのお言葉とても励みになります! (3月30日 12時) (レス) id: a0773724c5 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです!応援しています! (3月25日 9時) (レス) @page39 id: 4be7f19f08 (このIDを非表示/違反報告)
あさぎ(プロフ) - ありがとうございます!泣今は受験やらで忙しいので、落ち着いたらまた更新します!!読んで下さり本当に嬉しいです!!! (1月4日 0時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はちゃめちゃにすきです! (1月4日 0時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
みもり(プロフ) - 本当でした....!不注意にも申し訳ないです💦ご忠告ありがとうございます!!!!!!!! (7月24日 12時) (レス) id: 838092b84b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさぎ | 作成日時:2023年7月17日 19時