ドS超えてサイコな私。【沖田総悟】

#14 ページ15

Aside









万事屋を出て数分




私は、新八くんに頼まれて妙ちゃんのところに向かっている







届けて欲しい食材があるって言われて受け取ったけど...全部バーゲンダッシュじゃん







気になるところはそれだけじゃなくて、なんか朝から銀ちゃんと神楽おかしかった気がする







とまぁ、色々考え事をしているうち、あっという間に妙ちゃんのいる道場に着いていた








ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ






A「ごめんくださーいAですけどー」








妙「...あら、！Aちゃん？どうしたの？」









A「えっと、新八くんからこれを妙ちゃんに届けてくれって頼まれて」








と言いバーゲンダッシュアイスを手渡すと嬉しそうな顔をした妙ちゃん






妙「これはあとで美味しくいただくわ！さ、中に入って！」








A「あ、いやでも届けに来ただけだし...」








妙「お礼よ、お礼！それに、何か溜め込んでそうだったから」






妙ちゃんは本当に勘が鋭いな



中に案内されてテーブルをはさみ、向かい合う形で座った






A「あの、どうして分かったの？」







妙「それは分かるわよ。どれだけ一緒にいると思ってるの？それに顔も腫らしちゃって...何かあっとしか思えなかったから」







腫れてる？昨日鏡でチェックしておいたのに...






妙「だから...何か困ってる事とか、相談したい事があるのなら言ってみて？」








A「...実は―――――――」









――――――――――――――――――――――――――――――――――






妙「まぁ、そんなことが...」








A「総悟には悪いことしたなって。せっかく団子まで食べさせてくれたのに自分で勝手に傷ついて。ただ私が知りたいのは」








妙「どういう気持ちでキスをしたか？」







その言葉に私は一つ頷いた







A「だってあまりにも平然としてたから、軽い気持ちでやったんじゃないかって...」









妙「気持ちは分からなくもないわ。でもね、私からしたら沖田さんは軽い気持ちでそんなことはしないと思うの。」









A「どうして？」







妙「だって、あの沖田さんよ？あのドSが興味を持つ女の子以外にキスはしないと思うの。無理はしなくてもいいけど...一度だけ沖田さんと話し合ってみたら？」






A「話し合う？」

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