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91話 ページ43

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Привет(こんにちは)、フロイドくん」

「うんうん、ぷりーびえーと♡♡あ、ペンギンくん来てたんだねぇ」

「………フフフ」



フロイドくんとフェーヂャが顔を合わせる。
お互い口角は上がっているものの、目が一切笑っていない。



「アズールからのおつかいなんだぁ。ペンギンちゃん以外だったら断ってたけど、オレペンギンちゃんに会いたかったし」

「おや、そうだったのでしたか。Спасибо(ありがとうございます)

「うん、いーよぉ♡」



一般的な身長より頭一つ分飛び出た彼の片手には、確かに洒落た紙袋があった。



「所で、何故私達が此処に来るとわかったんですか?」

「んーとねぇ、本当なら直接サバナクローのとこに行こうとしたけどさ。ちょーどよくペンギンちゃんが来てくれたってわけ」



そう言って私に紙袋を差し出した。

フロイドくんはねぇねぇ褒めてよ〜、と上機嫌に絡ませた腕を強める。


褒める………。



「偉いですね」

「……マジで思ってるー?」

「ええ。実際、助かりましたし」

「ふぅん。まぁいいかぁ♡ペンギンちゃんかわいーし」



フロイドくんと戯れていると、不意に右手がグイと引かれた。フェーヂャが拗ねていたようだ。



「彼女はぼくとこれからパフェを食べますのでお邪魔しますね、ウツボさん」

「あ゙?」



………不穏な気配。



「で、では!フロイドくん、また明日会いましょうね」

「………ん。また明日ねぇ」



半ば逃げるようにイグニハイドへ続く鏡を通り抜けた。




「……ウッッッ………推しカプが手を繋いでおる…………更にあのパフェ食べさせ合いっこするんじゃろ……???………何それ死………供給過多で私絶滅しちゃう………………」

「…小エビちゃんいつから見てたのぉ?」

「Aさんとフョードルさんがいらっしゃった所からですかね」

「最初からじゃん」



○●○



「そう言えば、新しく自室を頂いたんですよ」

「それは良かったです。あの蒼炎男は今何処へ?」

「恐らく何時もの部屋ですよ」

「嗚呼、此方ですね?」

「ええ。………失礼します、イデアくん」

「あ、A氏…………………………………いらっしゃいませお兄様」

「何も土下座しなくても」

「フフ、佳い気分です」

「フェーヂャ??」






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あいちゃん氏 様からのリクエストでした!
ありがとうございました!!

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アババババ - 80話の最後のフロイド君の発言で草生えました! (2022年11月19日 23時) (レス) @page32 id: 222bdc0355 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - 猫さん» 承認しました!こちらこそよろしくお願いします! (2020年7月23日 21時) (レス) id: 9c71528097 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - あ〜ちゃんさん.......私も好物なので有り難いです......!ぜひ御願いします! (2020年7月23日 21時) (レス) id: fc34ad99ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ〜ちゃんさん» 柘榴です!よろしくお願いします! (2020年7月23日 18時) (レス) id: f20993b4a3 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - 猫さん» OKです!ありがとうございます!! (2020年7月23日 13時) (レス) id: 9c71528097 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あ〜ちゃん x他1人 | 作成日時:2020年6月29日 0時

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