【ツイステ × 文スト】魔人の双子の妹は異世界に飛ばされたようです

49話 ページ50

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「イデアくん帰りましんぶ、どうしたんですかいきなり抱き着くなんて」

「………………………ほんっっっと〜〜〜〜〜〜〜〜ｯｯｯｯｯに、心配した」

「ドアの破壊のことはよく言って聞かせますので」

「違うそうじゃない！！！！」



フロイドくんが破壊したドアは綺麗さっぱり修復されていた。


ドアを開けた瞬間にイデアくんが魚雷並のスピードを以て私に飛んできたのだ。



「おはよう、Aさん！」

「Доброе утро(おはようございます)、オルトくん」

「兄さん、バイタルサインは問題ないよ！」

「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞよかったぁﾞあﾞ」



イデアくんは私の肩に顔を埋めてグリグリしている。一先ず落ち着けるために頭を撫でた。



「何された？変な薬飲まされたり臓器売られたり賭けたりしてない？？」

「特に何も。高校生らしくゲームを一緒にやったり映画を観ただけですよ。微笑ましかったです」

「わぁ！楽しそうだね！」



はしゃぐオルトくんと、疑うようなイデアくん。



「あぁ、後人魚の姿を初めて見ました」

「それ自分たちの故郷に連れてくフラグ〜〜〜」



メリバオチじゃん、と言って彼は両手で顔を覆い、天を仰いだ。



「大丈夫ですよ。しっかりと拒否したので」

「うﾞ……………な、なら良いんだけど…」

「後まだドアを開けっぱなしなので色んな人に見られていると思います」



ドアを開けたが、まだ閉めていない。

イデアくんに抱き締められてから背後に視線を感じるのだ。

それに気付いたオルトくんが素早くドアを閉めてくれた。優しい子ですね。



「ほら、今日は授業ある日ですよ。朝食を食べる為にも校舎の方行きましょ」



イデアくんをベリベリと効果音が着くように引き剥がし、しっかりと立たせた。



「待って拙者ノリとはいえ何で抱きついて」

「回線落ちしてる場合ではありませんよ。朝食に乗遅れてしまいます」

「ｱｯ待って置いてかないでぇええ」



寮長が彼女連れと言う根も葉もない噂が寮内に広まり、後に私を除いたイグニハイド寮生総勢参加で『イグニハイド寮長まさかのリア充疑惑魔女裁判』が開かれる日はそれほど遠くないことだった。




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続きます！！


次回は某留年おじたんやポムポム’sなど、出てない方達を出す予定です！！


続編もよろしくお願いします！！！！

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