外伝-白に染まる（リク） ページ33
こまこ様よりリクエストで「三浦宏規くん」です。
恋人設定、時間軸は本編とは別。
直接ではありませんが若干の裏描写あり。
ちゅんちゅん、と窓の外から小鳥がさえずる声が聞こえてくる。カーテンを開けると眩しいほどの光が部屋を包み込んだ。
床には脱ぎ散らかされた服が踊っている。
「ふぁぁぁ・・・ねむ、」
眠たい目をこすりながらスマホを見る。
今の時刻は午前7時。オフの日の私にしては早起きな方だ。
隣では、私の彼氏である宏規くんがすやすやと寝息を立てて熟睡している。
長い睫毛、すっと通った鼻筋、柔らかい唇。
性別を超えた美ってこういう事をいうんだろうな。
すごい、ほっぺもすべすべ。
三浦「ん・・・・・おはよ。」
ほっぺをいじっていると宏規くんが目を覚ました。
「おはよ。」
「眠れた？」
「うん」
「腰痛くない？」「・・・意地悪」「何が」
「思い出させないで」
「だってAが照れてるのが可愛いんだもん。」
昨日の夜の事を思い出して顔が赤くなる。
必死に隠そうとしても宏規くんに手をどかされる。
三浦「ほら、真っ赤。かーわい。」
・・・朝から好きな人の笑顔を見るのはつらい。
どうしようもなく好きになって
1日それしか頭に浮かばなくなっちゃうから。
三浦「こっちきて」
そう言って布団の中で抱きしめられる。
服を着てないぶん、お互いの体温が直に伝わってくる。なんだか照れくさい。
三浦「Aあったかい。」「そうかな。」
子供のお遊びみたいなキスを何度も重ねる。
腕に、胸に、顔に、唇に。
時折目が合って、2人で恥ずかしそうに笑う。
誰も何も邪魔しない。私たち2人の世界。
私は今、世界で1番の幸せ者だ。
「もし結婚したらさ、毎日こんな感じなのかな。」
三浦「いいなそれ。でも俺絶対仕事遅れちゃう。」
「その時は私も一緒に遅れちゃうね。」
三浦「・・・やっぱ結婚しよ？」
「なにーいきなり」
三浦「この幸せを毎日味わいたい。」
だいぶふわっとしたプロポーズ的なものを受け取りながらとりあえず服を着てキッチンに向かう。
三浦「今日の予定は？」
「特になし。」
三浦「じゃあさ、1日家でいちゃいちゃする日にしよ。」
「なんだそれー」
こうしてゆっくりと、私たちの1日が始まっていく。
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晴菜 - 続きを楽しみにしています！頑張って下さい。 (2019年9月8日 17時) (
レス) id: 3c5af7941e (このIDを非表示/違反報告)
LingLing(プロフ) - 葵惟ありがとうございます！これからも頑張ります。 (2019年3月23日 14時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
葵惟 - 三浦くんの可愛さとかっこよさに殺られました...。更新頑張ってください！ (2019年3月12日 0時) (レス) id: 891032b2a0 (このIDを非表示/違反報告)
LingLing(プロフ) - こまこさんありがとうございます！長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでした泣。これからも更新頑張ります！ (2019年2月28日 22時) (レス) id: ce7a11d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
こまこ - 本編の方も三浦くんのかわいさと色気がヤバかったです。もっと作者様の書く三浦くんがみたいです！ (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1392e5ead8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LingLing | 作成日時：2019年1月9日 23時
