検索窓
今日:59 hit、昨日:139 hit、合計:1,367,240 hit

十二話 どうなる俺達の処遇… ページ13

近藤「うむ!よろしくな
 雪村くん!早乙女くんっ!」


「「はい!/はい…」」


山南「しかし、雪村くんを
 隊士として扱うのは問題ですし
 彼女の処遇は少し考えないといけませんな…」


A「ちなみに俺は
 何をすれば良い……でしょうか」


成り行きとはいえ
これから新選組に身を置くこととなるので
上司となる近藤達には敬語を使う。


近藤「そうだなー…。早乙女くんは
 他の隊士とは実力が違いすぎて
 どの隊に入れても戦力の均衡が崩れるか…」


土方「だったら、決まった隊に身を置かず
 どこにでも補助に行ける
 控えの隊士になれば良いだろ。
 その腕前を見込んで…基本的には
 道場で未熟な隊士の指導に当たってほしい」


A「分かりました…。
 あと、千鶴と俺の部屋は別にしてください。
 女の子には相応の配慮をお願いします」


自分が女であることを明かして
ややこしいことにはなりたくないと思う。

ゆえに、Aはあくまでも
自分を男と偽り続けることにする。


危険な武者修行を続けるため
数年も男に身をやつしてきたゆえに、
この方がAとしても楽で
より千鶴を守りやすくなると思った。


千鶴「私はAさんでしたら構いませんが…」


A「いや…こんな可愛い子と二人きりじゃ
 俺の身が持たないからね」


千鶴「ええ…っ!」


顔を赤くして惚ける千鶴が
ただただ愛らしくてAは和んだ。


左之助「お前って見かけによらず
 女ったらしなんだな…」


平助「いやいや!
 左之さんが言えることじゃないと思うけど?
 あ…左之さんは見たまんまか」


新八「まあ、これで新選組も
 少しは華やかになるってもんだろ!」


こうして、Aは新選組の隊士となり
扱いの困る千鶴は、しばらくの間
部屋で大人しくしているように言われた。



**********


続く

十三話 初めての指導か…→←十一話 ケンカの終息は…


ラッキー人物

藤堂平助 祭りに行ったら、手をつないで一緒に楽しんじゃお☆


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (935 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1204人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 男装 , 女鬼
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

亜紀野ユキ(プロフ) - 彩豊さん» ありがとうございます(*´ー`*) (2022年10月26日 14時) (レス) id: 737b70383c (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろかったです!これからどんな展開になるか気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張ってください!応援してます☆彡 (2022年10月21日 19時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 綵河さん» 薫くん良いですよね~♪僕も薫くんの生意気そうで寂しがり屋なところが愛らしいと思っています!!!!この小説でも早く登場させたいと思ってます!!!!!! (2016年8月10日 16時) (レス) id: f4bec4ec63 (このIDを非表示/違反報告)
綵河 - もっとたくさん薄桜鬼シリーズを書いてくれると読む気がわいてきます!ちなみに私は【南雲薫】の占いツクールを書いてくれると嬉しいです♪♪ (2014年3月31日 9時) (レス) id: 6ae65de84b (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 玲名さん» お世辞でも嬉しいです!!僕はとにかく小説を書くとき、いつも読者様たちの立場になったつもりで「どう書けば伝わるか」を考えながら書いています♪とはいっても、僕より素晴らしい作者様たちはたくさんいますが… (2013年12月16日 21時) (レス) id: 806d6ba1fe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜紀野ユキ | 作成日時:2013年2月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。