５８話 やってきたのは… ページ10
「こんなところに
いたのか沢田！！」
「よーっ」
「どこいたんすか10代目！」
そこへタイミングよく
棒倒しの棒を持った兄さんと
獄寺と山本がやってきた。
てゆーか、どこからそんなもの持ってきた！？
そもそも、みんなお揃いで一体どうしたの？
「お兄さんはまだしも
なんで獄寺君と山本までいるの！？」
うんうん。
私もそうおも……って沢田、
“お兄さん”って何！！？
なんて呼び方してるんだよ！！？
「棒倒しの練習に誘われたんだ」
「明日勝つためにもグッドアイデアだと
思ったわけッス」
「なぁ…？」
２人して笑顔でそういうけど
沢田は唖然と兄さんを見てる。
すると──…
「オレが誘ったのではないぞ。例の老人がな」
「ろーじん？」
それって、まさか……
「タイの長老、パオパオ師匠だ」
「パオーン！」
やっぱりィ！！
しかも、いつの間に
兄さんの師匠になったの、リボーン君！？
「へんなジジイ」
沢田 (だからリボーンだって！！)
そしてなりゆきで、
みんなして川原に練習に行くらしい。
汗と泥にまみれたキラキラの男の友情って
なんか…いいよなぁ…
ちょっとあこがれる…。
私はＡ組が勝つのを陰から見守ってるよ！
＊ ＊ ＊
そして翌日。
ハチマキを持って、私は沢田を探して
学校のあちこちを歩き回った。
「あっ沢田君！探したよー。はいコレ！」
いちおう上手くいったから、
使ってくれたら嬉しいな…。
「！！(Aちゃんが総大将のハチマキに
オレの名前を刺繍してくれたーっ！)」
「頑張ってね！」
勝たなくてもいいから
ひどいケガとかはしないでくれよ…！
沢田 (こ…これは…やるしかないのか〜！！？)
沢田の顔が若干引きつって見えたけど
緊張するのは私も一緒だよ…。
私は今日、１日中本部のテントで
実況を任せられてるし、
・・・・・・
あともう一つめんどくさいをやるんだから…。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ラッキー守護者
雲雀恭弥「群れたら咬み殺すよ…（その草食動物たちを）」
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チロルチョコ(｀･ω･´)(プロフ) - おもしろいです！！ラッキー守護者が六道骸だったので、うれしいです♪更新頑張ってください！ (2014年8月4日 13時) (
レス) id: c20b7c1abb (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 里桜さん» ありがとうございます！気に入っていただけて何よりです(^-^)/ (2013年5月26日 10時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2013年1月8日 1時
