１５話 私が助けたのは… ページ17
「な…！？」
「…んだと、てめぇっ！！」
その言葉に怒り狂ったチンピラたちが
仮面の子に殴り掛かってきた。
あ、危ない…っ！
だけど──…
「あれー？(シュッ！)
その手は骨折したんじゃなかったのかな？」
わざとらしくおどけてみせて
彼女は簡単にそれらをかわした。
そして、それと同時に２人の後ろに回って
その腕をギリッと捻りあげた。
つ…強すぎ…！
「いててててっっ！！」
「や…やめろっ！」
ミシミシと骨が軋む音と
涙交じりの叫び声がこだまする。
「これでもまだ、彼に妙な因縁つけて
これ以上私に不快な思いをさせるなら……
本当の骨折ってゆーのを
私がじっくりと教えてあげようか…？」
恐ろしげで、微笑を含んだ妖しげな声音で
彼女はチンピラたちの耳元にそう囁いた。
こ、怖い……っ！！
「ひ、ひぃっ！もしや貴女はあの闇姫っ！？」
「す…すいませんでしたーっ！」
自分たちより確実に幼い少女に謝って
一目散に逃げていく彼らの姿は
なんとも情けなかった。
…って──ええぇえ！！！？
この子がうわさに聞く
並盛最強の女と言われてる闇姫なの！？
「あ、あの…助けてくれて
ありがとうございました…っ」
声が震えちゃった…っ！
この人のおかげで助かったけど
やっぱり怖いよ…！
「(ふ……闇姫って名を聞いて
沢田がビビってる！面白いな…)
……私はただ目に余るゴミを片付けただけだ。
君はいかにも軟弱そうな面構えなんだから
少しは気をつけないと」
またバカにされたー！？Σ(=□=;)
でも──…
想像したよりもずっと優しそうに見える…。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ラッキーポイズンクッキング ←何がラッキー！？Σ(=□=;)ｂｙツナ
溶解さくらもち☆ さあ、今こそ扉を飛び出そう！
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トリップしたいお年頃の腐女子♪ - この夢小説面白いです！これって京子の成り代わり的な感じですか？まだ見てる途中なので間違ってたらすみません(´Д` ) (2014年4月26日 22時) (
レス) id: ff0ceaa11e (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 空町琥珀さん» ありがとうございますっ！！ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
空町琥珀(プロフ) - とても面白いです!!応援してます♪( ´▽｀)頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2013年8月11日 22時) (レス) id: 178bc3e2ab (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - ユキジュニアさん» それは嬉しいですっ♪お名前までなんだかテレちゃいますね…/// (2013年8月3日 0時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
ユキジュニア - 亜紀野ユキ先生!大好きです(^o^)毎回ドキドキしちゃってます(--;) (2013年7月31日 7時) (レス) id: 681eb4a51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2012年12月27日 14時
